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生ごみの水切りに取り組みましょう

最終更新日:2025年9月1日

令和5年度市のごみ・資源物の約47,002トンのうち、燃やすごみは約27,903トンあり、約60%と多くの割合を占めています。市は、令和9年度までに市民1人当たりの燃やすごみを356g以下まで減量することを掲げています。

(家庭ごみ)燃やすごみの内訳

湿ベース(排出された状態)の調査では生ごみの割合が27.4%でしたが、乾ベース(水分を取り除いた状態)の調査では13.6%になっており、生ごみの割合が約半分に減少しています。これは、生ごみには水分が多く含まれていることを示しており、水分の重さがごみ全体の量に大きく影響していることがわかります。つまり、水分をしっかり切るだけで、ごみの重量を大幅に減らすことができるということです
その他のごみの内訳はこちら

【実験】パイナップルの皮をあぶってみた!

パイナップルの皮を用いて、生ごみの燃焼実験をしました。
むいたばかりの皮(水分を含んだ状態)と2週間干した皮(乾燥させた状態)をそれぞれ90秒間バーナーで炙り、燃焼効率の差を比較しています。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。実験動画はこちら(外部サイト)

 


乾燥させたパイナップルの皮


水分を含んだパイナップルの皮


【調査】生ごみをギュッとしぼってごみ減量!

市では、生ごみの「水切り」を行う前と後のごみの測量の調査(水切りモニタリング)を行いました。
1日で出た生ごみを水切りをする前の重さを量った後、水切りネットを使用し、再度重さを量った結果を表1にまとめました。
燃やすごみのうち約3割が生ごみであることから、市民の皆様が生ごみの水切りを行うことで燃やすごみの収集量が大きく減少し、処理経費の節減に繋がります。
生ごみの水切りを行うとごみの減量だけでなく、臭いの発生を抑えることや虫が湧きにくくなるなどのメリットがあります。
ぜひ皆さんも生ごみの水切りにご協力ください。


生ごみの「水切り」を行う前と後のごみの測量の調査(水切りモニタリング)結果
  総量(136世帯から出た10日分の生ごみの量)                     1世帯あたり1日あたり          

生ごみ量       

499kg 366.9g
減少量 46.3kg 34g
減少率 9.3% 9.3%

生ごみを減らすポイント

1.野菜の皮ごと使う

焼く・煮るなどの工夫で野菜を丸ごと調理し、捨てる部分を減らしましょう。
また、使えない部分は最初に切り落として、水にぬらさないように三角コーナーとは分けて袋に入れましょう。

2.水切りネットを使ってしぼる

三角コーナーや排水口のカゴには水切りネットをかけ、溜まった生ごみはしぼって水切りしましょう。

3.乾燥させる

生ごみをザルや新聞紙の上に置いて自然乾燥させる方法や、乾燥式の生ごみ処理機を活用する方法があります。
乾燥させることで生ごみの排出量や気になる臭いを削減できます。

4.肥料にする

コンポスト式の生ごみ処理機を活用し、肥料にして家庭菜園に使いましょう。

生ごみ処理機とは

生ごみ処理機は家の中で使える乾燥式と家庭菜園の肥料になるコンポスト式があります。
市では購入費用の助成や貸出も行っていますので、ぜひご活用ください。
生ごみ処理機の購入費補助に関する詳細はこちら
生ごみ処理機の貸出しに関する詳細はこちら

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お問合せ

このページは生活環境部 資源循環推進課が担当しています。

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