森キッズDAYin浅間山~ドングリde森づくり 楽しく山の保全を体験しました
最終更新日:2022年1月12日
環境保全活動センター事業として、ナラ枯れの被害が拡大する浅間山を親子でドングリを育て苗木として山にもどす環境保全活動をしています。
12月26日(日曜日)と1月10日(祝日)の両日、浅間山で山を元気にするための保全活動を行いました。どちらの日も浅間山のあずまやに集合し作業の説明後、浅間山を散策しながらコナラやクヌギなどのドングリを探しました。ドングリは割れていたり穴が開いていると芽が出ないので、注意深くきれいなものを選びます。また、芽が出て1年程度のものも探して掘り出しました。これらのドングリや苗になりかけのものを育成ポットに移し替え、自分で見つけたものを自宅で1年間育てます。親子は、ドングリの選び方、発芽して1年たったドングリの苗の見分け方、家での育て方など説明を聞いてそれぞれ持ち帰りました。
自然のドングリは大変デリケートなので、芽が必ず出てくるとは限りませんが、日当たりの良いところで、水を適度にあげます。発芽は3~4月ごろとなり、条件によりますが通常は1年で15センチメートルほどの大きさになります。1年後、浅間山にみんなで持ち寄り、浅間山が元の姿に戻るように、木が少なくなっている場所などに植えていく予定です。
この保全活動はある程度の期間続けないと効果が出てきません。来年度以降も続けていく予定です。次回は、皆さんもぜひ浅間山を元気にするこの活動に参加してみませんか。
最初にオリエンテーションを受けます
散策しながらドングリ探しをします
落ち葉の中からドングリを探します
掘り出した苗をポットに植えます
山のドングリの苗について説明を聞きます
腐葉土を使い苗ポットづくりです
ポットや鉢に使う腐葉土の説明を聞きます
ドングリ、苗をポットや鉢に移し完成です
お問合せ
このページは生活環境部 環境政策課が担当しています。