平成20年度年間企画展カレンダー
最終更新日:2009年3月26日
ゆかいな木版画―その、柔らかな微笑み
川上 澄生(かわかみ すみお)「水兵」 1928年 府中市美術館蔵
木版画ならではのとてもやさしい、愉快な世界を紹介します。川上澄生、前川千帆、平塚運一や恩地孝四郎、関野準一郎、竹田源太郎、棟方末華などが自ら描き、彫り、刷った創作版画とよばれるユニークであたたかみのある木版画作品をお楽しみください。
会期 5月17日(土曜日)から6月29日(日曜日)
一般観覧料 300円
民衆の鼓動―韓国美術のリアリズム1945-2005
呉 潤(オ ユン) 「踊り2」 1985年 青冠斎(せいかんさい)コレクション
韓国美術の中でも紹介されることの少なかったリアリズム美術の系譜をたどる展覧会です。社会に向けて力強く主張する1980年代民衆美術運動の作品を中心に、絵画、彫刻、写真、映像などで、解放後から現在までの流れを紹介します。
会期 7月5日(土曜日)から8月24日(日曜日)
一般観覧料 600円
パリ―ニューヨーク 20世紀絵画の流れ
パブロ・ピカソ「羊飼いと山羊(牧歌)」1946年、フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター蔵
フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター所蔵品展
ニューヨーク郊外にある名門ヴァッサー大学のコレクションを日本初公開。ピカソ、シャガールらヨーロッパの巨匠から、戦後世界を席巻したアメリカ絵画まで、86点をご紹介し、近代絵画の展開をたどります。
会期 9月6日(土曜日)から11月3日(月曜・祝日)
一般観覧料 800円
第4回府中ビエンナーレ トゥルー・カラーズ―色をめぐる冒険
村山 留里子(むらやま るりこ) 「無題」 2005年 金沢21世紀美術館蔵
多摩地域にゆかりある作家を中心に、将来性のある若手作家を隔年で紹介する府中ビエンナーレ。今回は「色」をテーマに、現代美術における色彩の意味をあらためて問い直します。出品予定作家は今澤正、村山留里子、渡辺豊ほか。
会期 11月15日(土曜日)から2月1日(日曜日)
一般観覧料 600円
近年の収蔵作品―現代の美術を中心に
植竹 邦良(うえたけ くによし)「構築記」1997年 府中市美術館蔵
府中市美術館は、2000年に開館して以来、多摩地域ゆかりの作品、近代の洋画などに加え、将来性ある若手作家の作品をふくめた現代の美術作品の収蔵も積極的に進めてきました。本展では、近年に収蔵した現代の作品を中心に紹介します。
会期 2月14日(土曜日)から3月15日(日曜日)
一般観覧料 300円
山水に遊ぶ―江戸絵画の風景250年
司馬 江漢(しば こうかん)「相州江之島児淵図」 府中市美術館蔵
江戸時代は画家たちの個性が花開いた時代でした。伝統の山水画にも多彩な趣向が試みられ、その様子は「風景画の百花繚乱」といった感さえあります。思い思いの景色を作り上げた画家たち、そして描かれた風景に遊んだ江戸の人々の楽しみに迫ります。
会期 3月20日(金曜・祝日)から5月10日(日曜日)
一般観覧料 600円
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