2020年7月21日号「東京1964大会その2」
最終更新日:2020年7月22日
1964年の市内の聖火リレーは、開会式の2日前、10月8日の午後4時頃に行われました。当時の報道によると、雨の中、4万5千人もの市民が沿道で聖火を出迎えました。
小金井市から聖火を引き継ぎ、小金井街道(現浅間町交差点付近)から甲州街道を通り、調布市内のマラソン折返点(現味の素スタジアム前)まで走行し、調布市へ聖火をつなぎました。
原則、1区間約200メートルの距離を1人のランナーが走行する現在の形式とは異なり、当時は市内約6.4キロメートルのコースを3区間に分けて、1区間につき、聖火リレートーチを持つ「正走者」1人、予備トーチを持つ「副走者」2人、小旗を持つ「随走者」20人が走りました。
市内のランナーは、市内中学校から推薦された中学生30人、一般公募による16~20歳までの市民39人が務め、資格条件には「晴雨にかかわらず約2キロメートルを時速15キロメートルで走破できる者」と盛り込まれるなど、「走る」ことを重視した聖火リレーでした。
郷土の森博物館では、当時の聖火リレートーチや市内の写真、資料などを9月6日(日曜日)まで展示していますので、ぜひ、お越しください。
当時の聖火ランナーユニフォーム
第2区を走る聖火ランナー
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