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2021年10月21日号「レガシー~未来へ」

最終更新日:2021年10月21日

 日本中を熱狂させたラグビーワールドカップ2019、そして新型コロナウイルスの影響から、史上初の大会延期と無観客開催など異例ずくめの中で開催された東京2020大会が幕を閉じました。
 市ではこれまで、この世界的な両大会を契機に、市の更なる発展に向けて幅広い分野で各種取組を進めてきました。
 コロナ禍で、東京2020大会時に予定していた市の取組はほぼ中止となり、市の関係団体で構成される実行委員会やボランティアの皆さんと協働で行う活動も大幅に減ってしまいましたが、多くの方に協働によるまちづくりの重要性が認識されるきっかけとなりました。
 また、平成30年から始まった国内外のチームの事前キャンプ受入れや、オーストリア、オーストラリアのホストタウンとして実施した選手などとの交流により、市民と世界とのつながりが生まれています。
 さらに、ラグビーのまち府中の取組や、自転車競技ロードレースのコース紹介などを通じたまちの魅力の発信に加え、多磨駅をはじめ競技会場周辺の道路や公共サインの整備などの取組により、ソフト・ハード両面で市の魅力に磨きがかかりました。
 このほかにも、大会を契機に進めてきた障害者スポーツや平和意識の啓発、多様性と調和を尊重する取組などは、さらに推進していく必要があります。
 何より、オリンピック・パラリンピック教育で、アスリートの講話を聞いたり、パラスポーツを体験した子どもたちにとって、東京2020大会でのアスリートの躍動は感動とともに深く心に刻まれたことでしょう。
 これらの取組で生まれた有形無形の財産は、大会の感動や記憶とともに、多様性社会の実現とまちへの愛着を深め、未来を拓くレガシーとして、次世代につなげていきます。

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広報連載「ラグビーワールドカップ2019&東京2020オリンピック・パラリンピック特集」

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