アマビエを木(かまぼこ板)に描こう!
最終更新日:2020年11月25日
「アートスタジオ☆WEB」は、家庭や学校など美術館外でも楽しめる、オンラインによるワークショップ・プログラムです。
このページのほか、動画、ダウンロード資料を参考に、ぜひ自分でも試してみましょう。
講師 山内 若菜(やまうち わかな)
こんにちは。
絵描きの山内若菜です。
私は国内外で大きな壁画的な牧場を描いた作品を発表しています。
身近にある安価な素材、かまぼこの板や木のかけらをつかって、アマビエを描いてみませんか。
和紙をはったり削ったり、草木の模様をこすりだしたり、素材によって発見をしていく過程を体験しアマビエという対象から、ものをつくり描いていく中で自分だけのかたちを発見していけたらと思います。
素材からもらえる発見、対象の素材を組み合わせてアイディアを得る体験には、自然の神秘的な形にアイディアを頂き創造していく喜び、自然と一緒に生きている喜びがあります。
アマビエを木(かまぼこ板)に描こう!
「アマビエを木(かまぼこ板)に描こう!/山内若菜」資料 (PDF:1,306KB)
対象
4歳(保護者同伴)~
所要時間
30分~
内容
台所によくある身近な素材を使ってアマビエを描く。
材料・道具
必要なもの
- かまぼこ板などの木 1枚~
- 和紙 1枚
- のり 1本
- 水彩色えんぴつ(えんぴつ、ペン、筆などでも可) 1セット
- アクリル絵の具の白色 適量
- 新聞紙 適量
あるといいもの
- はっぱ 適量
- コーヒー、紅茶、お茶の液体 適量
- 砂など 適量
つくりかた
1.下地づくり
- 和紙をちぎる。
- ちぎった和紙やはっぱを、のりで木の板に貼る。
- はっぱの上に和紙を重ねてもよい。
- 「はっぱがアマビエの3本の足にみえる!」など、形を見つけながら。
- アクリル絵の具をぬる。
- すき間をつくりながら、部分的に。
2.描く
- 水彩色えんぴつ(えんぴつでも可)で線をひく。
- 「ここは何に見えるだろう?」と素材と対話しつつ、アマビエを発見していきましょう!
- 凸凹に重ねて貼った和紙をえんぴつでこすり、模様をだす(フロッタージュ技法)。
- はっぱの模様や木目は、ウロコにみえる?…など。
3.仕上げ
- コーヒーのような色のついた液体を、ティッシュや筆などをつかってぬる(お茶なども可)。
- 水彩色えんぴつを使用した場合、描いた線をぬらすと味わいがでる。
- 全体を色付けしたら、強くしたい線をなぞり描く。
- さいごに、自分の名前を書きサインを入れたり、「守」という字を書いたりしてもいいですね。
4.完成!
いろいろなアマビエ
作品の投稿・問合せ先
できあがった作品の画像にタイトルなどの文字(キャプション)をそえて電子メールでお送りいただくと、「アートスタジオ☆WEB」ギャラリーで紹介します。なお、掲載の可否、方法、期間については、当館にお任せください(氏名など個人が特定できる情報は掲載しません)。
府中市美術館 教育普及担当
〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地
電話:042-336-3371 ファックス:042-336-4856
e-mail: bijyutu02@city.fuchu.tokyo.jp
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