馬を描こう!馬の生命感を表現する
最終更新日:2022年1月12日
「アートスタジオ☆WEB」は、家庭や学校など美術館外でも楽しめる、オンラインによるワークショップ・プログラムです。
このページのほか、動画、ダウンロード資料を参考に、ぜひ自分でも試してみましょう。
本プログラムには基礎編もあります。ご参照ください。
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/event_artstudio/katudo/online/yamauchi1.html
講師 山内 若菜(やまうち わかな)
こんにちは、絵描きの山内若菜です。私は、命は不定型でかけがえのないものと考え、死を生に反転させるような絵を描いています。
府中市といえば、馬とゆかりの深い土地ですね。私も、実際に牧場でドローイングを書いていくうちに、馬の神秘的な美しさに惹かれました。今日は馬の描き方を、皆さんにご紹介いたします。
馬を描こう!馬の生命感を表現する
「馬を描こう!馬の生命感を表現する/山内若菜」ダウンロード資料 (PDF:1,346KB)
対象
中学生~
所要時間
30分~
内容
生き生きとした馬の生命感を描く。
材料・道具
- 画用紙 1枚
- 水彩色鉛筆(黒色、鉛筆2Bでも代用可) 1本
- 水筆ペン 1本
- 絵の具一式(水彩絵具、水入れ) 1セット
- アクリル絵の具(白色) 1本
- ぬれティッシュ 適量
- 紙やすり 1枚
- ペン 適量
馬の生命感を描く
1.水彩色鉛筆で描く
- お腹、腰、胸、首を意識しながら。
- ぬれティッシュも使う。
2.水筆ペンで描く
- 黒色で輪郭線や影を描いていく。
3.水彩絵具で背景を描く
- 境界など場所によっては、画用紙に筆で水を塗る。
4.紙やすりで反射光を描く
- 削り取ったところから下地が出て、裂け目から光が入るような表現に。
5.馬に色をつけていく
- 馬の視線の向きに合わせたり、筆を乾燥させたり、色々なタッチを探ってみてください。
6.細かい部分も描き込む
- 白いペンや水筆ペンなどを使う。
7.明度の調節をする
- 薄目で見ると、明度がわかりやすい。
完成!
テーマは、“傷つきながらも立ち上がっていく生命感”。
赤は生命力。
抑揚のある輪郭線は、馬のたくましさ。
大胆な斜めの構図は、飛び上がるような躍動感を生み出しています。
私は、馬を描いていると元気が出ます。
皆さんも、そんな体験をしてみませんか。
作品の投稿・問合せ先
できあがった作品の画像にタイトルなどの文字(キャプション)をそえて電子メールでお送りいただくと、「アートスタジオ☆WEB」ギャラリーで紹介します。なお、掲載の可否、方法、期間については、当館にお任せください(氏名など個人が特定できる情報は掲載しません)。
府中市美術館 教育普及担当
〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地
電話:042-336-3371 ファックス:042-336-4856
e-mail: bijyutu02@city.fuchu.tokyo.jp
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