つくって!つなげて!あそんで!ペーパーブロック
最終更新日:2021年9月11日
「アートスタジオ☆WEB」は、家庭や学校など美術館外でも楽しめる、オンラインによるワークショップ・プログラムです。
このページのほか、動画、ダウンロード資料を参考に、ぜひ自分でも試してみましょう。
講師 林 瑠璃 (はやし るり)
テキスタイルデザイナーの林瑠璃です。私は、布製品や木製品などのデザインをしています。色と模様を楽しむことや、つくることを通して得られる発見をテーマにしたワークショップや活動をしています。
テキスタイルデザインのおもしろさは、素材と技法の組み合わせによる表現の幅広さだと思います。素材の魅力を最大限に活かして、作品をつくります。新しいワークショップを考えるときは、手を動かしながら素材と対話して、「これでどんなことができるかな?」「こんなおもしろい表情を持っているな」「可能性を探究してみよう!」などというところから考えています。
今回は、ペーパーブロックの作り方を紹介します。シンプルな紙のパーツを組み立てると、立体作品をつくることができます。パーツは、厚紙に入れた切り込みをはめることで、繋げています。このパーツが沢山あれば、ブロックのように遊びながら、立体作品を何度もつくることができます。捨ててしまうような素材でも、素敵なおもちゃに生まれ変わります。自分だけのブロックをつくって、みなさんも遊んでみてくださいね!
つくって!つなげて!あそんで!ペーパーブロック
「つくって!つなげて!あそんで!ペーパーブロック/林瑠璃」デザイン
(PDF:2,594KB)
対象
4歳~
所要時間
60分~
内容
厚紙からできたパーツを組み合わせ、立体作品をつくって遊ぶ。
材料・道具
【必要な材料】
- 厚紙(ダンボールや空き箱でも可) 1枚
【必要な道具】
- ハサミ 1つ
【必要に応じて】
- カッター、定規、カッターマット 1セット
- 絵の具、クレヨンなどの画材 1セット
- シールやマスキングテープなどの装飾材 適量
- クレヨン 1セット
- トイレットペーパーの芯 適量
【ダウンロード用デザインを使う場合】
- 印刷したダウンロード用デザイン 適量
- のり 1個
1.紙を好きな形に切る
2.切り込みを入れる
- パーツ同士がはまるか、試しながら。
- 厚紙は、直線の切り込み。
- ダンボールは、厚みに合わせた切り込み。
- カッターの扱いが難しい人は、大人に手伝ってもらいましょう。
3.ペーパーブロックで遊んでみよう!
- パーツをばらせば、何度も作り直すことができます。
- 同じパーツを使っても、組み立て方を変えると違う形でき、発見があります。
アレンジ編
- さらに色や模様を加えると、おもしろい作品がつくることができます。
- 家にある紙箱の色や文字を利用したり、
- 絵の具で色を塗ったり、
- シールやマスキングテープを貼ったり、
- クレヨンで模様を描いたり、
- トイレットペーパーの芯を使ったり…工夫もいろいろ。
ダウンロード用デザインをつかってみると…
- 厚紙に印刷する、または印刷したダウンロード用デザインをのりで土台の厚紙に貼り付けてつくる。
完成!
- ペーパーブロックでつくった作品が、建物や大きな彫刻作品のようにも見えてきます。
- 紙に切り込みを入れただけのシンプルな工作でも、沢山の発見や驚きがありましたね。
- 捨ててしまうような素材が、素敵なおもちゃに生まれ変わりました。
- 自分だけのブロックをつくって、みなさんも遊んでみてくださいね!
作品の投稿・問合せ先
できあがった作品の画像にタイトルなどの文字(キャプション)をそえて電子メールでお送りいただくと、「アートスタジオ☆WEB」ギャラリーで紹介します。なお、掲載の可否、方法、期間については、当館にお任せください(氏名など個人が特定できる情報は掲載しません)。
府中市美術館 教育普及担当
〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地
電話:042-336-3371 ファックス:042-336-4856
e-mail: bijyutu02@city.fuchu.tokyo.jp
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