ディーター・ラムス展
最終更新日:2009年5月13日
TP1ポータブルラジオ・レコードプレーヤー 1959年 ブラウン社 Photo: BRAUN GmbH
純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考
きのうと違う新しさを、さらなる変化を。そのような20世紀以来の近代化の波の中で、「変わらないこと」にこだわり続けた稀有なデザイナー、それがディーター・ラムスです。
ラムスは1955年以来、ブラウン社(
製品の企画から設計、製造、さらに広告にいたるまで、あらゆる開発プロセスにトータルな視点を向けたラムスはまた、企業のブランド価値を高めるコミュニケーション・デザインのパイオニアでもありました。
本展では、製品と日本初公開のスケッチ、プロトタイプ、モックアップなどを含め300点以上の資料によってラムスのデザイン哲学を解明するとともに、「モダニズム」や「近代化」の潮流を振り返り、「デザインとは何か」というより大きなテーマに迫ります。ディーター・ラムスとの出会いは、21世紀に生きる消費者、あるいは生産者にとって、あらためてデザインの課題と可能性を考える機会となることでしょう。
会期・休館日
2009年5月23日(土曜日)から7月20日(月曜日・祝日)まで
午前10時から午後5時まで(入場は午後4時半まで)
最終日をのぞく月曜日休館
観覧料
一般800円、高校生・大学生400円、小学生・中学生200円
注記1:20人以上の団体料金は、一般640円、高校生・大学生320円、小学生・中学生160円
注記2:未就学児及び障害者手帳等をお持ちの方は無料。
注記3:府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
注記4:常設展もご覧いただけます。
主催、後援など
主催
府中市美術館、日本経済新聞社
後援
ドイツ連邦共和国大使館、
協賛
協力
ルフトハンザ ドイツ航空、ルフトハンザ カーゴ AG、
助成
フランクフルト市文化・科学局、ifa(ドイツ対外文化交流研究所)
企画協力
会期中関連イベント
開催記念シンポジウム「ディーター・ラムスの時代」
日時:5月23日(土曜日)午後2時から午後4時半まで
(受付開始は午後1時半から)
会場:武蔵野美術大学1号館104号教室
(東京都
定員:先着220人
費用:無料
申込み:当日直接会場へ
共催:武蔵野美術大学美術資料図書館
司会:
柏木 博氏(デザイン評論家、武蔵野美術大学教授)
パネリスト:
ディーター・ラムス氏
向井 周太郎氏(デザイン研究者、武蔵野美術大学名誉教授)
佐藤 卓氏(グラフィックデザイナー、武蔵野美術大学客員教授)
コメンテーター:
クラウス・クレムプ氏(フランクフルト応用美術館展覧会ディレクター、本展ゲストキュレーター)
会場連絡先:042-342-6003
ジャズ・ライブ「the fascinationsザ ファシネイションズ 」
日時:6月14日(日曜日)午後1時半から午後2時10分まで、午後3時から午後3時40分までの2回
会場:エントランスホール
費用:無料
内容:渡辺 雅美(ヴィブラフォン)、三浦 邦彦(ドラム)、則岡 徹(ピアノ)、塩川 俊彦(ギター)、西川
協力:APT International 田口 勝也
申込み:当日直接会場へ
ジャズ・ライブ「加納 ユウコジャズDJライブ」
日時:7月5日(日曜日)午後1時半から午後2時半まで、午後3時から午後4時までの2回
会場:エントランスホール
費用:無料
内容:知的なヨーロピアンジャズの選曲で活躍する女性ジャズDJ加納 ユウコが素敵な時間をお届けします。
協力:APT International 田口 勝也、le jazz modal 岸川 雅俊
申込み:当日直接会場へ
ワークショップ「音のサーキットを作ろう!」
レコード盤を使って、音の出るサーキットを作ります。
日時:7月11日(土曜日)、7月12日(日曜日)ともに午後1時から午後4時まで(内容はいずれも同じです。)
定員:小学生以上20人
費用:300円
講師:八木
申込み:7月1日(水曜日)までに、往復はがきにワークショップ名と参加希望日、住所、氏名、年齢、連絡先を書いて当館まで。
申込多数の場合は抽せん。
学芸員によるギャラリーツアー
日時:6月7日(日曜日)、6月28日(日曜日)午後2時から
会場:企画展展示室
費用:無料(企画展観覧料が別に必要)
申込み:当日直接企画展展示ロビーへ
お問合せ
このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。
ディーター・ラムス Photo: BRAUN GmbH
SK4/SK5ラジオ・レコードプレーヤー 1956/58年 ブラウン社 Photo: BRAUN GmbH
ET66卓上計算機 1987年 ブラウン社 Photo: BRAUN GmbH
T1000ワールドレシーバー 1963年 ブラウン社 Photo: BRAUN GmbH
the fascinations(ザ ファシネイションズ)
ワークショップ参考画像 Photo: Kei Miyajima
