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武蔵府中・炎の油画家5人展―反町博彦・大森朔衞・高森明・戸嶋靖昌・保多棟人

最終更新日:2015年4月25日

画像 高森明 橋

絵画の「激しさと豊かさ」をテーマとして、府中ゆかりの5人の油彩画家を紹介します。
筆線(ひっせん)が律動する反町博彦(そりまちひろひこ)(1911-2009)。絵画に詩情を込めた大森朔衞(おおもりさくえ)(1919-2001)。深海の静寂を凝結させる高森明(たかもりあきら)(1929-)。魂の慟哭(どうこく)が聞こえる戸嶋靖昌(としまやすまさ)(1934-2006)。生の苦悶と歓びを刻んだ保多棟人(やすだむねと)(1947-1981)。彼らが画布に灯した「魂の炎」をごらんください。

画家たちの魂の炎

「感じたこと」を言葉にすることは、大変難しい。これを色と形で表現するのも容易なことではない。
 画家は心の内に浮かぶ様々な感情を、一本の筆に託し、限られた色を使って描かねばならない。
 しかし、絵は、世界中の誰の心の中にも、画家の思いを一瞬で届けることができる。どの画材も技法も楽なものなどはない。
 特に油絵の具は、いつまでもヌルヌルしていて乾きが遅く、描いた線は、わずかな力でつぶれ、まじり、かすれてしまう。
 油絵を自在に制御するには、高い技術と、強靭な体力と忍耐力を要する。
 そして、最も大事な画材、それは、画家の魂を燃やす「炎」のような気迫と情熱であろう。
 もうひとつの画材「魂の炎」が加わると、つややかな色彩はより鮮やかになり煌めきを放ち、描かれた光は異次元の深い闇をも照らしだす。
 不要なものを燃焼し、意味あるもののみを残す「創造的炎」は、画家たちの個性をよりはっきりと浮かび上がらせてくる。
 府中近郊で活躍した画家のうち、特徴ある油彩画家5人をご紹介します。彼らが絵画に滾らせたそれぞれの創造の炎の激しさと美しさをご覧ください。

会期

2015年5月16日(土曜日)から7月5日(日曜日)

休館日

月曜日

開館時間

午前10時から午後5時まで(入館は4時30分まで)

観覧料

一般700円、高校生・大学生350円、小学生・中学生150円。

注記:20名以上の団体料金は、一般560円、高校生・大学生280円、小学生・中学生120円
注記:未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料。
注記:企画展観覧料で常設展もご覧いただけます。
注記:府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。

主催

府中市美術館
注記:本展の他会場への巡回はありません。

土曜スライドトーク

毎週土曜日 午後2時から20分 講座室

当館学芸員が展覧会の見どころを解説します。事前申込は不要、聴講は無料です。

ギャラリートーク

6月20日(土曜日)午後4時から5時 企画展示室

事前申込は不要です。参加希望の方は午後4時に当館2階ロビーにお越しください。

戸嶋靖昌 《アルバイシンの男―ミゲールの像―》 1990年 戸嶋靖昌記念館蔵

ギャラリーコンサート「野をわたる風のように」

6月20日(土曜日)午後5時15分から6時

歌を聴きながら作品を鑑賞することができます。事前申込は不要です。参加希望の方は当日午後4時半までに入館してください。

演奏者

 保多由子(声楽家)

曲目

 G.F.ヘンデル「慕わしい木陰よ」 
 J.ルノワール「聞かせてよ愛の言葉を」
 武満徹「翼」
 ほか

お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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