2019年3月21日号「チームfuchuボランティア」

　市では、ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、昨年の6月に府中市独自のボランティア「チームfuchuボランティアバンク」を設立しました。1回目の募集では100人を超える方にご登録いただき、オーストラリアのロビーナ高校との交流会や、ラグビー日本代表の合宿をはじめ市内の様々なイベントなどで、幅広く活躍していただきました。

　今後増加が見込まれる外国人来訪者に、府中市の魅力の一つである郷土の森博物館を知ってもらうため、博物館のリーフレットをボランティアの方の力で英語に翻訳するプロジェクトを立ち上げました。
　翻訳作業では、単に日本語を英語にするだけでなく、外国の方に分かりやすい表現を考えたり、完成した英語版リーフレットをどこに設置するのが効果的かなどの活発な意見が交わされたりするなど、ボランティアの方自身が積極的に市の魅力をＰＲしようとする意欲が感じられました。こうした市民の皆さんの協働の姿勢が、両大会を盛り上げていくのだということを実感できる、非常に有意義な活動になりました。なお、完成した英語版リーフレットは、準備が整い次第、郷土の森博物館で配布するほか、市のホームページなどでも公開します。

　3月には、市内を英語で案内するボランティアの育成を目的として、ボランティア講座を開催します。4月以降には、新たにチームfuchuボランティアの募集も行う予定です。皆さんもボランティアの一員として、府中市を訪れる方々をおもてなししましょう。