チャールズ・ウォーゼン公開制作プロセス
最終更新日:2009年8月20日
プラスチックやシリコン、グルー(やわらかくしたプラスチックのようなもの)などの人工的な素材を用いて、生き物のようでユーモアのあるオブジェを生み出すチャールズ・ウォーゼンさん。チャールズ・ウォーゼンさんによる制作は、8月1日(土曜日)から8月19日(水曜日)まで続けられました。その制作の様子をご紹介します。
公開制作室前の様子
作品「まがたまじゃくし」
エントランスホールにおいたブロンズ彫刻「まがたまじゃくし」がお客さんを出迎えてくれます。
8月1日(土曜日)
ワークショップの打合せをするウォーゼンさん
机に道具や材料を用意して開始
卓上コンロ、なべ、ゴム手袋などを準備して、制作の始まりです。期間中に行うワークショップの打合せを行いました。
8月2日(日曜日)
ポリマーで最初につくった作品
つくり方を説明するウォーゼンさん
お湯に入れるとやわらかくなるポリマー(樹脂)を使ってかたちをつくります。作品のつくり方について、来場者に説明します。
8月5日(水曜日)・6日(木曜日)
いろいろなお客さんが見に来ます
グルーガン(ホットボンド)の先端に集中
ポリマーでつくった形の上を、黒のホットボンドでおおっていきます。ふしぎな作業の様子に、お客さんが集まってきます。
8月7日(金曜日)
奥の壁や手前のガラス面にも作品が
テーブルの上には最初の作品をおきました
テーブルの上には立体作品をおき、壁やガラス面にはグルードローイングによる作品を展示しました。
8月8日(土曜日)
テーブルの上で大きな作品を制作します
グルードローイングをする手先の様子
黒いホットボンドで、グルードローイングの大作に挑戦しました。根気のいる作業です。
8月10日(日曜日)
グルードローイングの作品越しに部屋の中が見えます
お湯でやわらかくしたポリマーを手でにぎります
いろいろな人が訪ねてきます。子どももゴム手袋をはめて、熱くてやわらかくなったポリマーを体験させてもらいました。
8月11日(火曜日)
ポリマーで次々に新しい形が生まれます
テーブルにおかれたオブジェたち
少し作業もスピードアップです。ポリマーで新しい形に挑戦します。
8月12日(水曜日)・13日(木曜日)
友人にもホットボンドを使った作業をしてもらいました
袋入りのポリマーとできあがったオブジェたち
友人の美大生にも、制作を手伝ってもらうことにしました。主にホットボンドでコーティングする作業です。
8月14日(金曜日)
制作のためのドローイング
作業中のテーブルの様子
制作のテンポもかなり上がってきました。テーブルの上は、材料や道具、作品でいっぱいです。
8月15日(土曜日)
ヒートガンでポリマーを温めてやわらかくします
壁や机の上に作品たちを並べ始めました
制作もだんだん追い込みに入ってきました。同時に、できあがった作品を展示していきます。
8月16日(日曜日)
あたためたポリマーを重ねて新しい形をつくります
テーブルから見上げた様子
公開制作室は、毎日子どもたちでいっぱいです。ウォーゼンさんのなれた手つきに視線が集中します。
8月18日(火曜日)
部屋全体がにぎやかに
壁にも床にもゆかいな作品が
制作も最終盤です。いよいよこれからできあがった作品たちの展示が控えています。
8月19日(水曜日)
グルードローイングとオブジェたち
ガラス越しに公開制作室をのぞく
作品制作を終え、作品を部屋の中に展示しました。リズム感のある楽しい展示になりました。展示室の前では、制作の様子を記録したビデオも見られるようになっています。
これからウォーゼンさんは、10月31日(土曜日)のアーティストトーク、11月1日(日曜日)のワークショップのために、またやってきます。公開制作のプログラムはまだまだ続きます。
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