狩野哲郎公開制作プロセス
最終更新日:2017年8月6日
公開制作70 狩野哲郎「すべての部分が固有の形になる」の制作プロセスを紹介します。
完成作品展示 6月1日から7月2日
天井から降り注ぐ自然光の中で、作品と、作品以前のモノたちのささやきが聞こえてくるようです。
どうぞ見にいらしてください。
注記1
会場保全のため、平日および土曜日と日曜日の午前中は、ガラス扉を閉めています。
中に入ってごらんになりたい方は、受付にお知らせください。
注記2
土曜日と日曜日の午後1時から5時は、扉を開放し、ガイドスタッフが常駐します。
公開制作 5月27日、28日
最後の公開制作は、展示の調整となりました。モノの配置をあらため、スポットライトを追加しました。
コメント入りの展示図面をつくりかけたところで、時間終了。宿題となりました。
6月3日土曜日の午後2時から、アーティスト・トークを開催します。この1か月半の公開制作を振り返ります。
みなさんのご参加をお待ちしています!
公開制作再開 5月20日、21日
公開制作再開です。狩野さんは新たに材料や本を持ち込み、部屋の密度がさらに高まりました。完成作品のモビールと、作品になる手前にある、狩野さんに呼ばれるのを待っている素材が並び、モノたちがざわめく空間が生まれています。
公開制作は次の週末が最後です。5月27日と28日です。2階の展示室では、企画展「浅野竹二の木版世界」常設展「ゆかいな作品たち」「やわらかな牛島憲之の世界」も始まりました。あわせて見にいらしてください。
休館のお知らせ
5月19日(金曜日)まで展示替えのため休館します。次回公開制作は5月20日(土曜日)です。
公開制作 5月7日
ゴールデンウィーク最終日の公開制作室は、お客さんがとだえませんでした。
説明会に集合したボランティアスタッフさん、市内アートスポットツアーで訪れた方達。
壁の作品や、天井から吊り下げられたモビール、そこここに散らばる素材、そしてホワイトボードに貼ってある狩猟免許など、さまざまなモノの発見と、そこから始まる狩野さんとの対話を、楽しんでいる様子でした。
狩野さんがいないときは、、、
狩野さん不在時は、制作の記録映像を投影しています。
公開制作 4月23日、29日、30日
好天が続きます。作品が少しずつ増えてきました。静かな中に、繊細なセンスとバランス感覚が味わえるモビールたちです。
アーティスト・トーク 4月22日
今井俊介さんをゲストにアーティスト・トークを行いました。最初に狩野さんが、これまでの作品を、制作方法を中心に紹介。次に今井さんが、ご自身の作品とアトリエの写真を見せながら、制作のプロセスを隠すことなく説明してくれました。表現的な要素を制限して、色や配置を「選ぶ」ことを制作の中心に据えている今井さんと、すでにある物を選んで作品を組み立てていく狩野さんの、共通点が見えたトークとなりました。
公開制作 4月15日、16日
公開制作が始まりました。前日までに、直径2メートルのガラステーブルを搬入し、部屋の中央に設置。テーブルの上や壁には、材料や道具類、狩野さんのコレクションが置かれました。
ガラステーブルの一部に作った作業スペースの前に座った狩野さん、メモをとったり、壁の作品を掛け替えたり、素材となる釣り用の浮きやフックなどを出したり。やがて、素材を選び出して組み合わせ、モビールのような形を作っていきました。部屋に観客が入ってくると、作業の手をとめて丁寧に説明していました。
次回はアーティスト・トークです。
4月22日土曜日の午後2時から、第1回目のアーティスト・トークがあります。縞々や水玉のカラフルな旗の絵で注目を集める今井俊介さんをゲストに、2人の作家のスタジオを比べながら、制作の進め方や作品との関わりについて、話を進めていきます。ぜひいらしてください!聴講無料です。直接会場におこしください。
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