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栗原一成公開制作プロセス

最終更新日:2025年5月8日

2025年4月26日から始まった公開制作。ここでは、その過程をご紹介します。

4月27日

脚立を使い、背丈よりも大きなパネルを前に描いていきます。2日間で画面が賑やかな色と形に満ちました。栗原さんは、作品はまだ未完成のため画面も変わっていくが、どうなるかはわからないと言います。今見えている画面も、数日後にはまた上から絵具が重ねられ、新たになっているかもしれません。

初日 4月26日

1日目、10時過ぎに来館した栗原さんは、細い筆を弾むように使って描き始めました。闊達な線とかすれた面が連なっていきます。部屋には15枚の板をつないだ大きなパネルとキャンバスが1枚、そして雰囲気の異なる4台の机が互いに距離を保った位置に置かれています。机はどれも古道具店で購入したものだそうです。和風の脚がついているものから白く塗装したベンチ型のものまで、それぞれ個性のあるデザインです。木材の質感も異なり、唯一の共通点は膝下ほどの高さでしょうか。すべての机の天板は絵具で隙間なく描かれています。近づいて見ると、隙間がないだけでなく、何度も色を重ねられていることが見てとれました。部屋には油絵具と木材の匂いが満ちています。これらのしつらえは、公開制作が始まる1週間前に済ませていました。

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