手嶋遥公開制作プロセス
最終更新日:2024年4月24日
2024年4月20日から始まった公開制作。ここでは、その過程をご紹介します。
初日 4月20日
午前中に浅間山でスケッチをしてきた手嶋さん。視点を変えて描いてきたスケッチを地形に合わせて並べ、壁に貼るところからスタートしました。水干絵の具に膠を混ぜたりと、日本画ならではの工程が見られます。大きく浅間山を描くにあたり、土台となる麻紙の色を決めるべく、オレンジ色など鮮やかな絵の具を画用紙に塗ってみます。和紙から透けて見えるため、作品の印象を大きく左右する重要な色です。
絵の具の滲みをおさえるドーサ液を引いた和紙と引かない和紙、その両方で描いてみて、質感を試します。制作を間近で見られることにまだ慣れない手嶋さん、少し緊張気味です。
お問合せ
このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。