ワタリドリ計画公開制作プロセス
最終更新日:2011年9月2日
府中市に舞い降りたワタリドリ計画のふたり。府中との出会いから、どのような作品が生まれるでしょう?
7月16日・17日
作品展示作業の様子です
展示はこうなりました
手彩色の絵はがき制作の様子
手彩色の絵はがき
まずは自己紹介として、これまで各地で制作した作品を、公開制作室に展示しました。
展示が完成すると、府中市内で撮り始めた絵はがき(白黒)を取り出し、油絵具で彩色をしていきました。美術館近くの自衛隊基地や多磨霊園の写真です。彩色すると、どこか懐かしい雰囲気が絵はがきに漂います。
8月10日
まず、ベニヤ板を持ち込みました
ベニヤ板を塗っています
府中のリサーチを終えたワタリドリ計画のふたり。展示プランも固まってきました。8月9日の夕方にベニヤ板を持ち込み、告知した制作日にさきがけて10日から制作を開始しました。
うすいベニヤ板を赤く塗っていきます。何に使うのでしょうか?
8月11日
赤い床板に青いペンキで線をひいていきます
床に府中市の地図が描かれました
赤く塗ったベニヤ板を床にしきつめ、その上から青い線をひいていきます。何の形でしょう。そう、府中市です。
8月13日
展示の配置を考えているようです
来館者との話もはずみました
暑い日が続きます。ワタリドリ計画のふたりは、午前中から美術館に通っています。床ができあがり、全体の配置を決めていきます。競馬場の映像を壁に投影したり、小さなキャンバスを張ったり、少しずつ制作が進んでいきます。
8月14日
ワークショップの様子
壁に白い布が貼られました
今日はワークショップの日。家族連れ中心に、たくさんの方が参加してくれました。みなさん、夢中に彩色していました。お手伝いくださったボランティアのみなさん、ありがとうございました!
ワタリドリ計画のふたりは、ワークショップ終了後の夕方の時間に、壁に白い布をはり、帰って行きました。
8月16日
壁にはった布に何か描いています
小さいキャンバスに何か描いています
本格的な制作が始まりました。ワタリドリの武内さんは壁にはった布に競馬場の映像を投影し、さらに布に直接何かの形を描いていきます。麻生さんは、先週張ったキャンバスに、灰色の石のような形を描いています(多磨霊園の墓石のようです)。これからぐんぐん出来上がっていきそうです。お見逃しなく!
8月17日
訪れた中学生に説明するワタリドリ計画の麻生さん
壁に競馬新聞を描く武内さん
部屋の構成がほぼ決まり、それぞれの場所に置く作品を仕上げていきます。二人で分担しているようです。麻生さんは多磨霊園。武内さんは東京競馬場です。
8月21日・22日
床に地図を描くワタリドリ計画のふたり
入口の表示も手書きです
東京競馬場、多磨霊園、刑務所、基地、工場。ワタリドリが見つけた府中が、映像や絵画やいろいろな仕掛けによって、表現されています。床の地図に、それぞれの場所を書き込んでいきます。
最後の詰めです
ガラス面の文章も書きかえました
8月23日から展示公開
ガイドスタッフがお迎えします
展示が無事終了しました!
これから9月4日まで、ご覧いただけます。ぜひ、ワタリドリ計画の府中を、体験してください。
午後1時から5時までは、ガイドスタッフがご案内します。また、ワタリドリ計画のふたりも、姿を見せるかもしれません。
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