公開制作53 ハイブリッドアートラボ
最終更新日:2024年1月12日
2011年9月17日(土曜日)から11月23日(水曜・祝日)まで
公開制作室に期間限定で、デジタル工作機器を備えたラボが出現します。メディアアート、デザインとものづくりを融合する(ハイブリッド)、実験工房からどのような美が生まれるでしょうか。
ラボの公開日には、制作の様子がご覧になれるほか、デジタルものづくりが体験できるワークショップや、トークイベントを開催します。
世界同時進行で始まりつつある、デジタル工作機器によるものづくり、すなわちデジタルファブリケーションの世界に、どうぞふれてください。
写真はすべてイメージです
(多摩美ハッカースペースより提供)
開館時間
午前10時から午後5時
休館日
月曜日(9月19日、10月10日をのぞく)、9月20日(火曜日)、10月11日(火曜日)、11月4日(金曜日)
主催
府中市美術館
企画協力
ハイブリッドアートラボ
制作監督:久保田晃弘
企画担当:岡田智博
会場構成:新野圭二郎
協力
多摩美術大学情報デザイン学科・絵画学科版画専攻、FabLab Japan、グラフテック株式会社、株式会社インクス、アルフェイズ有限会社、クリエイティブクラスター
ラボ公開日 会期中の木曜日、土曜日、日曜日と祝日の午後1時から5時
ディレクターをはじめ、ラボクルーたちの制作の様子をご覧になれます。3Dプリンターやカッティングマシンによる制作の現場にふれることができます。
9月
17日(土曜日)・18日(日曜日)・22日(木曜日)・23日(金曜・祝日)・24日(土曜日)・25日(日曜日)・29日(木曜日)
10月
1日(土曜日)・2日(日曜日)・6日(木曜日)・8日(土曜日)・9日(日曜日)・10日(月曜・祝日)・13日(木曜日)・15日(土曜日)・16日(日曜日)・20日(木曜日)・22日(土曜日)・23日(日曜日)・27日(木曜日)・29日(土曜日)・30日(日曜日)
11月
3日(木曜・祝日)・5日(土曜日)・6日(日曜日)・10日(木曜日)・12日(土曜日)・13日(日曜日)・17日(木曜日)・19日(土曜日)
完成作品展示 午後1時から5時
11月20日(日曜日)・22日(火曜日)・23日(水曜・祝日)
ハイブリッドアートラボとは?
今回の公開制作のために結成されたチームによる実験工房(ラボ)です。テクノロジーの進歩とともに生まれる新しい技術と表現を、多くの人の創作のために活用することを目的とした、メディアアート、デザインとものづくりを融合する(ハイブリッドな)プロジェクトです。
ラボディレクター(制作監督)紹介
久保田晃弘さん
1988年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。数値流体力学、人工物工学(設計科学)に関する研究を経て、1998 年から多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース教授。現在は、衛星芸術、バイオアート、デジタルファブリケーション、ソーシャルマテリアル、自作楽器によるサウンドパフォーマンスなど、さまざまな領域を横断・結合するハイブリッドな創作の世界を開拓中。
関連ワークショップA「編みぐるみでスマートフォンケースをつくろう(携帯電話も可)」
スマートな携帯電話を、毛糸のケースで変身させましょう
講師の力石咲さん
- 日時 9月25日(日曜日)午後1時から4時まで
- 場所 創作室
- 対象・定員 小学5年生以上20名(抽せん)
- 費用 300円(材料費)
- 内容 編みぐるみで、参加者が持参したスマートフォンや携帯電話に合わせたケースを作ります。
- 講師
力石 咲 (ハイパーニットクリエイター)
- 申込締切 定員に達するまで募集中です。注記:受付終了、好評のうち開催しました
- 申込方法 美術館へ直接電話でお申し込みください。042-336-4856(ワークショップ担当)
関連ワークショップB「CASA(傘)で小物入れをつくろう」
傘の生地をオリジナルの小物入れに再生させます
- 日時 10月10日(月曜・祝日)午後1時から4時半まで
- 場所 創作室
- 対象・定員 小学生以上20名(抽せん)小学生は保護者同伴
- 費用 300円(材料費)
- 内容 デジタルカッティングマシンで型紙をつくり、参加者がそれぞれカスタマイズして、オリジナルのデザイン小物を作ります。素材として、美術館で集めた使用済みの傘を使います。
- 講師 HOUKO(CASA PROJECT、デザイナー)
- 申込締切 定員に達するまで募集中です。注記:受付終了、好評のうち開催しました
- 申込方法 美術館へ直接電話でお申し込みください。042-336-4856(ワークショップ担当)
不要になった傘をおゆずりください!
ワークショップに先立って、素材として再利用するために、不要になった傘を回収します。骨が折れて使えなくなった傘、廃棄を予定の傘がありましたら、おゆずりください。傘の形状、色、模様は問いませんが、ビニール傘は対象外です。
- 回収期間 9月17日(土曜日)から22日(木曜日)午前10時から午後5時
- 回収場所 美術館受付
回収は終了しました。たくさんの傘が集まりました!ありがとうございます。
CASA PROJECTの活動については、下記関連情報よりホームページをご覧ください。
関連ワークショップC「(ほぼ)なんでも作るワークショップ!(ただし美しいもの)」
- 日時 11月13日(日曜日)午後1時から4時半まで
- 場所 創作室
- 対象・定員 高校生以上20名(抽せん)
- 費用 300円(材料費)
- 内容 デジタルカッティングマシンで紙を切り抜いて美しい形を作ります。思わぬ美を再発見できるかも。デジタルファブリケーションによる新しい造形体験。
- 講師 久保田晃弘&FabWorks(FabLab Japan)
- 申込締切 定員に達するまで募集中です。注記:受付終了、好評のうち開催しました
- 申込方法 美術館へ直接電話でお申し込みください。042-336-4856(ワークショップ担当)
関連ワークショップD「体験!デジタルものづくり」
データをかたちにする面白さを体験!
- 日時 10月23日(日曜日)、11月3日(木曜・祝日) 第1回正午から 第2回午後3時から(各回とも内容は同じ)
- 場所 公開制作室
- 定員 各回先着10名
- 費用 無料
- 内容 デジタルファブリケーションの体験(ラボクルーが説明します)
- 参加方法 当日直接会場へ 注記:好評のうち開催しました
関連トークイベント
デジタルファブリケーションは世界のムーブメント
アムステルダムのファブラボ(FabLab)
アートとものづくりを変えるデジタルファブリケーションとは?技術と美の未来を語る、熱いトークイベント。無料、予約不要。
オープニングシンポジウム「デジタルファブリケーションの先駆者たちが語る可能性」 注記:終了しました
- 日時 9月19日(月曜・祝日)午後2時から4時半
- 場所 講座室
- 出演 田中浩也(FabLab Japan)、松井茂(詩人)、久保田晃弘(メディアアーティスト)
- 司会 岡田智博(アートプロデューサー)
アーティストトーク「デジタルファブリケーションがもたらす美とものづくりの可能性」 注記:終了しました
- 日時 10月30日(日曜日)午後2時から4時
- 場所 創作室
- 出演 久保田晃弘(メディアアーティスト)、岡田智博(アートプロデューサー)、井出洋一郎(当館館長)ほか
- 司会 武居利史(当館学芸員)
「ハイブリッドアート誕生!成果発表会」 注記:終了しました
- 日時 11月23日(水曜・祝日)午後2時から4時
- 場所 公開制作室・創作室
- 出演 久保田晃弘(メディアアーティスト)、ラボクルー
クルー講習会「ラボで創作しよう!」
コンピュータを使った新しいものづくりによる造形が実践できるチャンスです。まずは機器の操作を学習して認定を受けてください。クルーは公開日にラボで作品制作ができます。制作にかかる材料費は自己負担となります。
- 日時 第1回:9月17日(土曜日) 第2回:10月9日(日曜日) 午前10時から午後3時まで
- 対象・定員 高校生以上、各回6人程度
- 費用 無料(個人創作用のノート型パソコンを持参すること)
- 講師 久保田晃弘(メディアアーティスト)
- 申込締切 第1回:9月7日(水曜日)、第2回:9月29日(木曜日)(当日消印有効)注記:受付は終了しました
- 申込方法 往復はがき(1人1枚)に住所・氏名・年齢・電話番号・メールアドレス・参加希望の回・所属等・メディアアート、グラフィックデザインや機器使用に関する経験の有無・志望の動機・返信用あて名を記入して美術館「クルー」係へ。メールも可(e-mail:bijyutu01@city.fuchu.tokyo.jp)。審査ののち抽せん。
公開制作ハイブリッドアートラボちらし (PDF:244KB)
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このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。