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公開制作72 大小島真木

最終更新日:2021年11月10日

公開制作72 大小島真木 「万物の眠り、大地の血管」

画像 大小島真木公開制作イメージ

 眠る生き物たちから、新たな生命が芽生え、新しい生態系を生み出していきます。鳥や獣、草や木をつなげて描き足していくことによって、生命が無限に連鎖する森羅万象を描き出します。あたかも「描く」という行為を通して、動物や植物たちに魂を吹き込んでいるかのようです。
 画家の大小島(おおこじま)真木(まき)は、生きとし生けるものたちの世界をテーマに、複雑に絡み合う自然界の姿を縦横無尽に描きます。その想像力は、ときに画面を飛び出して宇宙にまで広がり、人智を超えた壮大な自然の歴史を紡ぎます。大小島(おおこじま)は、既成の絵画の枠に収まらず、壁や床、天井を使った作品も発表してきました。
 一つの絵画から、複数のイメージが成長し、増殖し続ける絵画を「はみ出し壁画」と呼びます。公開制作では、人間たちが眠りについた時間、巨大な植物が爆発的に覚醒し、繁茂する様を綴ります。たとえ人類が消滅しても、力強く成長し続ける生命の営みが、画家の手わざによって部屋いっぱいに広がることでしょう。私たちを産み出す母なる大地の物語です。

企画概要

会期

2017 年11年3日(金曜日・祝日)から2018年2月25日(日曜日)

休館日

月曜日(2月12日をのぞく)、12月29日(金曜日)から1月12日(金曜日)、2月13日(火曜日)

開館時間

午前10時から午後5時

場所

公開制作室(観覧無料)

制作公開

11月3日(金曜日・祝日)・5日(日曜日)・12日(日曜日)・19日(日曜日)・26日(日曜日)、12月3日(日曜日)・9日(土曜日)・17日(日曜日)、1月13日(土曜日)・14日(日曜日)、正午から午後5時
注記1:作品の完成後は展示
注記2:1月20日(土曜日)以降の土曜日・日曜日・祝日の午後1時から5時まで当館普及員によるガイドあり

ワークショップ「Growing drawing 育つドローイング」

日時

12月10日(日曜日)午後1時から4時

場所

創作室

対象・定員

20人(抽せん)、未就学児は保護者同伴

費用

100円(材料費)

内容

“眠る生き物たち”に植物を生やし育てる絵を描きます。

講師

大小島(おおこじま)真木(まき)(画家、公開制作作家)

申込方法

11月30日(木曜日)まで(当日消印有効)に、往復はがき(1人1枚)に住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、返信用あて名を記入して、当館「育つドローイング」係へ(電子メール可)

アーティストトーク「絵の進化は、螺旋(らせん)の如く」

日時

2月18日(日曜日)午後2時

場所

講座室

費用

無料

内容

これまでの作品を通して創作の基軸について語る

出演

大小島(おおこじま)真木(まき)(画家、公開制作作家)

参加方法

当日直接会場へ

大小島真木(おおこじま・まき)

1987年東京都東久留米市生まれ、2009年女子美術大学絵画学科洋画専攻卒業、2011年女子美術大学大学院美術専攻修士課程修了。主な個展に、2015年「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」第一生命ギャラリー。主なグループ展に、2014年「VOCA展」上野の森美術館(奨励賞)、2017年「絵と言葉のまじわりが物語のはじまり」太田市美術館・図書館。近年の活動に、2015年「生きとし生けるものたちの饗宴 南沢氷川神社拝殿に天井画を描く」東久留米アートプロジェクト、2017年フランス海洋探査船Tara号アーティスト・イン・レジデンス、多摩六都科学館プラネタリウム番組「光が語る天球の地図」、「アグロス・アートプロジェクト 明日の収穫」青森県立美術館。

関連情報

公開制作プロセスの様子を見ることができます。

作家の活動を見ることができます。

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お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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