公開制作56 ハイブリッドアートラボ2
最終更新日:2024年1月12日
青木純「スペースネコシアター」2008年
2012年7月14日(土曜日)から11月11日(日曜日)まで
- 前期:7月14日(土曜日)~9月2日(日曜日) 府中でつくるアニメーション
- 後期:9月12日(水曜日)~11月11日(日曜日) アートアニメーションの様々なつくり方
コンピュータなどITの発展が、新しい芸術創造の発見と可能性を拡げています。美術館内にメディアアートの実験工房「ハイブリッドアートラボ」を開設します。昨年に続く今回は、メディアアートの有力なジャンル、アートアニメーションの世界をとりあげます。
近年、若手アニメーターたちによる従来のイメージを打ち破るアニメーションの多彩な表現が注目されています。府中に取材するフィールドワークを通して、新たな作品づくりに挑戦します。
市民公募のクルーも一緒になって、ワークショップやトークイベントを開催し、アートアニメーションの魅力を探ります。公開制作室がメディアアートのハブとなるネットワークづくりを推進します。
開館時間
午前10時から午後5時
休館日
月曜日(7月16日、9月17日、10月8日をのぞく)
7月17日(火曜日)、9月3日(月曜日)から11日(火曜日)まで、9月18日(火曜日)、10月9日(火曜日)
参加作家
青木純、岡田憲一、落合陽一、加藤
主催
府中市美術館
企画協力
岡田智博
制作公開
次の日に作家の制作を予定しています(
前期
- 青木純 7月14日(土曜日)・16日(月曜日・祝日)、8月19日(日曜日)・26日(日曜日)
- ししやまざき 7月14日(土曜日)・29日(日曜日)、8月5日(日曜日)・12日(日曜日)・19日(日曜日)・24日(金曜日)・30日(木曜日)・31日(金曜日)
後期
- 青木純 9月14日(金曜日)から10月19日(金曜日)までの毎週金曜日・日曜日、9月12日(木曜日)・27日(木曜日)
- 岡田憲一 9月23日(日曜日)から10月14日(日曜日)までの毎週日曜日、11月4日(日曜日)
- 落合陽一 9月16日(日曜日)から10月28日(日曜日)までの毎週日曜日(10月21日をのぞく)、11月3日(土曜日・祝日)
- 加藤
隆 9月12日(水曜日)・17日(月曜日・祝日)・23日(日曜日)、10月3日(水曜日)・7日(日曜日) - ししやまざき 9月16日(日曜日)から10月28日(日曜日)までの毎週日曜日(10月7日をのぞく)、9月28日(金曜日)・29日(土曜日)、11月3日(土曜日・祝日)
注記:日時は作家の都合や進行状況により変更になる場合があります。
作品公開
作品完成後は公開制作室にて公開します。制作中、作家不在時には過去作品を上映します。
- クルーによるガイド 9月29日(土曜日)以降の土曜日・日曜日・祝日の午後1時から5時まで
- 上映会 11月10日(土曜日)午後1時から4時まで 全作家による作品の発表とトーク
作家プロフィール
青木純
1981年沖縄県生まれ。株式会社スペースネコカンパニー代表。ポップでキュートをモットーに、誰でも楽しめるエンターテインメントを目指している。主な作品に、「走れ!」(2003年)、「コタツネコ」「将棋アワー」(2005年)、などがある。また、NHKみんなのうた「WINNER」、サラリーマンNEOオープニングタイトル、足立区公式キャラクター「アダチン」、ベネッセTVCM「すすめ!たまひよ篇」などのユニークなクライアントワークも手がける。
岡田憲一
1980年生まれ兵庫県出身。2002年関東学院大学工学部建築学科卒業。2008年
落合陽一
1987年生まれ。IPA認定スーパークリエータ(未踏事業)。デザインとプロトタイピング、およびメディア芸術に興味を持ち、研究・開発・制作などに従事する。最近の作品に、「薄膜ディスプレー」、「視野闘争のための
加藤隆
1980年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。東京藝術大学大学院デザイン科修了。2007年より映像作家として活動。アニメーションを中心に作品を制作。「人が身体を使って描く」ことの意味、強度を意識しながら物作りに取り組んでいる。主な作品に、NHK星新一ショートショート「午後の恐竜」、NHK「
ししやまざき
1989年東京生まれ。水彩画風の
関連イベント
公開制作に関連して、トークイベント、ワークショップ、上映会を行います。トークイベントと上映会は、無料・予約不要です。
ワークショップは、事前のお申込みが必要です。応募多数の場合は抽せんです。期日までに定員に達しなかった場合は定員に達するまで募集します。往復はがきのほか、美術館メールアドレスでも受付します。
bijyutu01@city.fuchu.tokyo.jp
講演会「アニメーション=ハイブリッドアートの粋」
加藤隆「People In The Box MV ニムロッド」2011年
日時
9月23日(日曜日)午後2時~4時
場所
講座室
内容
若手のアニメーション作家が台頭する日本の現状をレポートする
講師
伊藤
ティーンズスタジオ・トークプログラム「アニメーションの夢」
アートアニメーションの歴史を知ろう
日時
10月27日(土曜日)午後2時~4時
場所
創作室
内容
アートアニメーションの歴史について学ぶ
講師
武居利史(
講演会「超視覚体験をつくる先端メディアアートがひらく未来」
岡田憲一「Animal Supurpowers」2008年
落合陽一「視野闘争のための万華鏡」2011年
日時
10月28日(日曜日)午後2時~4時
場所
創作室
内容
先端テクノロジーで感覚を喚起する表現から、CGアニメの先にある視覚体験を考える
講師
岡田憲一(インタラクションデザイナー、ソニー所属)、落合陽一(メディアアーティスト、ジセカイ創業者)、岡田智博(アートプロデューサー、クリエイティブクラスター理事長)
ワークショップ「デジカメで手描きアニメをつくろう」
簡単にアニメづくりのひみつがわかる
日時
9月17日(月曜日・祝日)午後1時~5時
場所
創作室
対象・定員
どなたでも20人(小学4年生以下は保護者同伴)
費用・条件
100円(材料費)、デジタルカメラ持参
内容
デジタルカメラで撮影した動きを
講師
ししやまざき(アニメーション作家)
申込方法
9月7日(水曜日)まで(当日消印有効)に、往復はがき(1人1枚)に住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、返信用
ワークショップ「コマ撮りでキャラクターを動かそう」
青木純「奈良鹿物語」2007年
日時
10月20日(土曜日)午後1時~4時
場所
創作室
対象・定員
どなたでも16人(小学4年生以下は保護者同伴)
費用
100円(材料費)
内容
粘土や紙工作を撮影し、半立体形式によるアニメーションを制作する
講師
青木純(アニメーション作家)
申込方法
10月10日(水曜日)まで(当日消印有効)に、往復はがき(1人1枚)に住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、返信用
ワークショップ「若手作家のためのプレゼン力のあるポートフォリオづくり」
プロのアーティストになるためのセルフプロデュース
日時
10月21日(日曜日)午後1時~4時
場所
創作室
対象・定員
高校生以上20人
費用
100円(材料費)
内容
作家活動に必要な自己アピールのための資料作成の方法を学ぶ
講師
岡田智博氏(アートプロデューサー)、ししやまざき(アニメーション作家)ほか
申込方法
10月11日(木)まで(当日消印有効)に、往復はがき(1人1枚)に住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、返信用
上映会「様々なつくり方のアートアニメーション」
ししやまざき「YA-NA-SEN a Go Go」2011年
岡田憲一「Pixel Factory」2006年
日時
11月10日(土曜日)午後1時~4時
場所
講座室
内容
参加作家を中心とした作品の発表とトーク
出演
青木純・岡田憲一・落合陽一・加藤
ボランティア募集
制作のアシスタントやガイドを行うクルーを随時募集します。対象は高校生以上で美術館ボランティアへの登録が必要になります。希望する
公開制作「ハイブリッドアートラボ2 アニメーションがつくる様々なアート」ちらし
(PDF:445KB)
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このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。
