このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. 府中市美術館
  3. 公開制作
  4. これまでの公開制作
  5. 公開制作78 児玉幸子


サイトメニューここまで
本文ここから

公開制作78 児玉幸子

最終更新日:2021年11月10日

公開制作78 児玉幸子 「脈動―溶けるリズム」

新型コロナウイルス対策の臨時休館中から制作を続けてきました。制作の様子をウェブ上でも順次公開しています。

児玉幸子は、創発する自然現象を造形に結びつけることに取り組み、形態と動き、視覚と光をテーマにしたメディアアートの創作活動を続けています。公開制作では、近年取り組んでいる柔らかい色光が変化するライトアートのほか、児玉が長年取り組んできた「磁性流体(じせいりゅうたい)彫刻」も展示します。「磁性流体彫刻」では作品を動かす磁力をコントロールする要因を、外部からコンピューターを介して取得し、視覚的にダイナミックな、時には気づかないほどの微妙な変化を生成します(作品の動きが何によってもたらされるかは、公開制作のなかで明かされていきます)。タイトル「脈動-溶けるリズム」は、磁性流体の棘(とげ)や光のイメージが形を失って溶融する瞬間、そして再び膨らみ湧き出る運動を繰り返す作品のヴィジョンを表したものです。驚きと美しさに満ちたメディアアートの世界をお楽しみください。

公開制作の模様は、ウェブ上で順次公開する予定です。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。府中市美術館公開制作78 児玉幸子 特設サイト(外部サイト)

Fuchu Art Museum, Open Studio Program 78: Sachiko Kodama, “Pulsate - Melting Vision and Melting Moment, Rhythm in Motion”

Sachiko Kodama links emerging natural phenomena with plastic art to create mixed media works that reference the relationship between organic form/motion and light/sound.
In the open studio program, the artist will create new light-based artwork that continues this theme. She will also feature the original “magnetic fluid sculptures” she has been producing since 2000. Magnetic fluid sculptures move while being affected by external factors, producing visually dynamic images with subtle changes that may be hard to detect. The factors that bring movement to the work will be revealed during the course of the four-month open studio. The title “Pulsate - Melt and Rhythm” reflects the manner in which the forms in the magnetic fluid and kinetic light lose their shape and melt, only to swell and reappear.
The status of Open Studio will be posted on the web via photos and videos.
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。Sachiko Kodama Open Studio @ Fuchu Art Museum(外部サイト)

April 25 - September 6, 2020

企画概要

会期

2020年4月25日(土曜日)~9月6日(日曜日) 

休館日

月曜日(5月4日、8月10日をのぞく)、5月11日(月曜日)~22日(金曜日)、7月6日(月曜日)~17日(金曜日)、8月11日(火曜日)

時間

午前10時から午後5時

会場

公開制作室(観覧無料)

制作公開

4月25日(土曜日)、5月10日(日曜日)・31日(日曜日)、6月20日(土曜日)・21日(日曜日)、7月5日(日曜日)・26日(日曜日)、8月2日(日曜日)・10日(月曜日・祝日) 正午から午後5時

作品展示

8月12日(水曜日)からの予定。土曜日・日曜日の午後1時から5時、当館普及員によるガイドあり。

ワークショップ「センサーを使って身体の動きで変化する映像を制作する」

開催日

8月20日(木曜日)・21(金曜日)

時間

(1)午前10時半から12時半、(2)午後2時半から4時半

場所

講座室ほか

対象

小学5年生以上(家族・友人等の同伴可)

定員

各回3組(抽せん)

費用

無料

内容

センサーを身体につけて動きを取り込み、インタラクティブなコンピューター・グラフィックスを作る

講師

児玉幸子(メディアアーティスト、公開制作作家)

申込方法

8月7日(金曜日)まで(当日消印有効)に、往復はがき(1組1枚)に、代表者の住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、希望の日と回、返信用あて名を記入して、当館「センサー」係へ/電子メール可(bijyutu02@city.fuchu.tokyo.jp

注記:コロナウイルス感染拡大防止のため時間や定員などを変更しました。ちらしで告知した内容と変わっていますのでご注意ください。

アーティストトーク「脈動―溶けるリズム」

日時

8月30日(日曜日)午後2時から(15分前開場)

場所

講座室

定員

先着20人

費用

無料

講師・演題

児玉幸子(メディアアーティスト、公開制作作家)「脈動―溶けるリズム」、加藤有希子(埼玉大学准教授、近現代美術史)「穢れのない闇、穢れのない光―それは綺麗という意味ではない」

参加方法

当日直接会場へ
注記1:ちらしでは定員を記していませんが、新型コロナウイルス感染予防のため定員を設けました。
注記2:入場できない方のために、会場外でのモニター上映及び後日ウェブ上での公開を予定します。

児玉幸子(こだまさちこ)

1970年静岡県生まれ。筑波大学芸術学研究科修了、博士(芸術学)。電気通信大学准教授。2000年より磁性流体のアートプロジェクト「突き出す、流れる」を推進。作品《突き出す、流れる》(SIGGRAPH Art Gallery入選、2001年)で、第5回文化庁メディア芸術祭インタラクティブ部門大賞、日本のメディア芸術 100選に選ばれる。《呼吸するカオス》(ソフィア王妃芸術センター、マドリッド)、《七つの質問》(東京都写真美術館)、《モルフォタワー》(東京都現代美術館)、《二つの立てる渦》(エスパス・ルイ・ヴィトン、パリ)等の作品を発表。2009年、文化庁新進芸術家海外研修制度により米国にて滞在制作。近年の主な個展に、「児玉幸子-磁性流体彫刻とメディアアートのデザイン展」(調布市文化会館たづくり、2016年)、「眩惑について-Eblouissant」(清課堂/京都、2017年)、「眩惑について-On Dazzling」(東京パブリッシングハウス、2019年)。東京・調布市在住。

関連情報

作家による特設サイトです。順次情報を公開しています。

公開制作プロセスの様子を見ることができます。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。 Get Adobe Reader

お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

本文ここまで
以下フッターです
Copyright (c) Fuchu Art Museum. All rights reserved.