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公開制作82 淺井裕介

最終更新日:2021年12月1日

公開制作82 淺井裕介 種を食べた美術館

Open Studio Program 82 Yusuke ASAI: The Museum that Ate Seeds

画像 淺井裕介作品
淺井裕介《星を食べる》2021年、撮影:大槻茂

 淺井裕介は、アトリエでの絵画制作と並行しながらも土やマスキングテープなど身近な素材を用い、近年では壁や床など20mを優に越すような大きな空間を使い、奔放に作品を制作しています。からみあう草や木、鳥や獣たち、そして人間の姿が、ときに入れ子状に描かれます。それらは神話や民話に登場する物語のように象徴的で、原初的な力強さをはらみ、現代に生きる私たちに生命の根源を問いかけ、暗示しているかのようです。これまでさまざまな土地を訪れては、その場所に返答するように、想像力と詩情豊かに制作を行ってきました。
 今回の公開制作では、平面を離れ、半立体となる支持体を作成し、四つ足の動物から、芽が生え木々が茂り、小さな生き物が集まっていく様子を、室内を舞台に展開します。小さな種が芽をだし、木になり森になるように、豊かな大地へと細かな生き物たちが増えていくイメージを現出させる計画です。さらに移動を制限される状況下における作家の新たな試みとして、制作の中から生まれてくる五感に焦点を当て、音や香りなどの視覚以外の情報を使って鑑賞できるような場を生み出します。淺井が創造する多様な植物や動物たちの姿を通して、生命の世界のかがやきを伝えます。

企画概要

会期

2021年7月24日(土曜日)~11月28日(日曜日)

休館日

月曜日(8月9日・9月20日をのぞく)、9月6日(月曜日)~17日(金曜日)、8月10日(火曜日)、9月21日(火曜日)

時間

10:00~17:00

会場

公開制作室(観覧無料)

主催等

主催:府中市美術館
協賛:ターナー色彩株式会社 協力:ANOMALY

制作公開

7月24日(土曜日)・25日(日曜日)・30日(金曜日)・31日(土曜日)、8月1日(日曜日)、10月2日(土曜日)・3日(日曜日)・5日(火曜日)・6日(水曜日)、11月5日(金曜日) 12:00~17:00
下記にてYouTubeライブ配信予定(13:00~16:00)
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.youtube.com/channel/UCS7cUMwuysQ-uu4FkZ1ga4A(外部サイト)

作品展示

11月6日(土曜日)以降は、完成作品をご覧になれる予定です。土・日曜・祝日13:00~17:00は、当館普及員によるガイドあり。

ワークショップ「黄金色の日常」

日時

11月13日(土曜日)13:30~15:30

場所

美術館周辺

対象

高校生以上の方

定員・費用

10人(抽せん)無料

内容

カメラも携帯も持たずにできるだけ身軽になって作家と一緒に散歩、考察、記憶する、日々のなんでもないけれど贅沢な時間の共有。

申込方法

11月4日(木曜日)まで(必着)に、往復はがき(1人1枚)に、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、返信用宛名を記入して、当館「淺井ワークショップ」係へ/下記受付フォームより電子申請可
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?acs=asaiyusukeworkshop(外部サイト)

アーティストトーク「淺井裕介」

日時

11月14日(日曜日)14:00~

場所

講座室

定員・費用

20人(抽せん)無料

内容

作家が自己の制作について語る。

申込方法

11月4日(木曜日)まで(必着)に、往復はがき(1人1枚)に、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、返信用宛名を記入して、当館「淺井トーク」係へ/下記受付フォームより電子申請可
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?acs=asaiyusukeartisttalk(外部サイト)

淺井裕介(あさい ゆうすけ)

1981年東京都生まれ。土、水、埃、小麦粉、テープ、ぺンなど身近な素材を用い、あらゆる場所に奔放に絵を描き続ける。旅のチケットやコースターの裏に描かれた小さなドローイングから、室内を覆い尽くすような巨大壁画まで、作品を受け止める場所や環境にしなやかに呼応する。主な個展に、「なんか/食わせろ」(ANOMALY、2020年)、「淺井裕介―絵の種 土の旅」(箱根彫刻の森美術館、2015-2016年)、「yamatane」(Rice University Art Gallery、ヒューストン、2014年)など。また、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年)、「Shanghai Urban Space Art Season 2019」(上海)、「Reborn-Art Festival 2019」(石巻)、「武隆ランバ国際 大地芸術祭」(重慶、2019年)、「横浜美術館30周年記念 アートと人と、美術館」(横浜美術館、2019年)、「瀬戸内国際芸術祭」(2013-2019年)、「越後妻有アートトリエンナーレ2015」、「ウォールアートフェスティバル」(インド、猪苗代、2010-2019年)など、国内外のアートプロジェクトや展示に多数参加している。

関連情報

公開制作プロセスの様子を見ることができます。

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お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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