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絵画の現在

最終更新日:2017年11月10日

今日のわたしに、会いにいく。

画像 絵画の現在メイン

府中市美術館は2000年秋の開館以来、展覧会や公開制作プログラムを通して、現代の絵画を積極的に紹介してきました。その成果の継承・発展を目的に、絵画の「いま」を、個性豊かな7名プラス1名の作品に探る展覧会です。
 会場には、風景に人物、抽象表現に立体が少し、()ぶりのスケッチから体を包み込むような大画面まで、形式も大きさも実に多様な「絵画」が並びます。鮮やかな色に溺れ、力強いストロークのしぶきを浴び、時に知的なゲームに思いを巡らす。冬の府中にいっとき出現する絵画の海原に、どうぞ身と心を浸してみてください。今日のお気に入りがみつかり、明日のあなたの力となれば嬉しい限りです。

出品作家

今井俊介
木村彩子(さいこ) +近藤恵介
近藤亜樹
白井美穂(みお)
諏訪未知
津上みゆき
福士朋子

展覧会概要

会期

2018年1月13日(土曜日)から2月25日(日曜日)まで

休館日

2月12日をのぞく月曜日、2月13日(火曜日)

開館時間

午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)

観覧料

一般700円(560円)、高校生・大学生350円(280円)、小学生・中学生150円(120円)

注記:( )内は20名以上の団体料金。
注記:未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料。
注記:府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
注記:常設展もご覧いただけます。

主催

府中市美術館

アーティスト・トーク

近藤亜樹

 1月13日(土曜日)午後2時から。企画展示室。

近藤亜樹監督作品『HIKARI』上映会 

 1月13日(土曜日)午後3時から。講座室。

今井俊介+木村彩子(さいこ)

 1月21日(日曜日)午後2時から。企画展示室。

白井美穂(みお)+諏訪未知

 2月4日(日曜日)午後2時から。企画展示室。

津上みゆき+福士朋子

 2月11日(日曜日)午後2時から。企画展示室。

注記1:アーティスト・トークは参加無料、企画展観覧料が必要です。予約不要。
注記2:上映会は参加無料、予約不要です。

絵画をめぐるトーク

日時・場所

 2月25日(日曜日) 午後2時から 講座室

出演

 出品作家、ゲスト

注記2:参加無料、予約不要です。

ワークショップ「ほぼ津上さん@あなたの府中」

日時

2月17日(土曜日)午後1時から4時

講師

津上みゆき(「絵画の現在」展出品作家、画家)

対象・定員

小学生以上対象 定員15名

参加費等

1600円(材料費)(スケッチブックと鉛筆付き)

内容

風景を描くことを通して、自然にじっくりと向き合うワークショップです。
講師は、企画展「絵画の現在」展に出品、現代の風景画家としてファンも多い、津上みゆきさん。参加者は、津上さんが愛用するフランス製の小さなスケッチブックと鉛筆を使って、府中市美術館周辺の風景スケッチを行います。

申し込み方法

往復はがき、メール(bijyutu02@city.fuchu.tokyo.jp)に、住所、氏名、年齢、電話番号、返信用宛名を記入して、当館「ほぼ津上さん」係へ。申込締切: 1月31日(当日消印有効)

キッズアワー

会期中毎水曜日 午前10時から午後1時まで

小さなお子様連れの方が気兼ねなく鑑賞できる時間です。

ベビーカー貸し出し(2台)
お子様向けの休憩室も用意します。

出品作家紹介・今井俊介

1978年福井生まれ。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻修了。ストライプや水玉模様の布がはためくイメージを鮮やかな色彩で描いた絵画が注目を集める。近年の主な個展に、「float」(HAGIWARA PROJECTS、東京/2017年 2013年、2014年も)、「第8回シセイドウ アートエッグ range finder」(資生堂ギャラリー、東京/2014年)、「surface/volume」(LOOP HOLE、東京/2012年)など。グループ展に「となりの人びと -現代美術 in 春日井」(春日井文化フォーラム、愛知/2016年)、「絵画の在りか」(東京オペラシティアートギャラリー、東京/2014年)。東京・小平市のスタジオで制作。

 (c)Shunsuke Imai, courtesy of HAGIWARA PROJECTS

出品作家紹介・木村彩子

1979年東京生まれ。2004年東京造形大学絵画科研究科修了。東京・国分寺市のswitch pointと岐阜のGALLERY CAPTIONを中心に作品を発表。繊細なタッチで繁茂(はんも)する植物を、画面いっぱいに丁寧に描く。挿絵や装画も手がけており、青山七恵(ななえ)作「あかりの湖畔」(読売新聞夕刊連載 2010年7月~2011年4月)、本田昌子作『夏の朝』(福音館書店 2014年)などがある。2017年4月から読売新聞夕刊で、黒井千次による連載コラムの挿絵を担当している。神奈川在住。

近藤恵介(ゲスト作家)

木村彩子(さいこ)と共同制作した作品を出品予定。
1981年福岡生まれ。2007年東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。日本画の技法を軸とし、繊細で批評的な絵を描く。小説や彫刻など他ジャンルの表現とも積極的に交わる。主な個展に「project N 34 近藤恵介」(東京オペラシティアートギャラリー、東京/2008年)、「12ヶ月のための絵画」(MA2 Gallery、東京/2014)。二人展に「ダンダンダン。タンタンタン。近藤恵介・古川日出男」(LOKO GALLERY、東京/2016年)など。

出品作家紹介・近藤亜樹

1987年北海道生まれ。東北大震災後の2012年に上京、立川のスタジオで制作した。湧き出るイメージをダイナミックな筆遣いと色遣いで絵にとどめ、現代の神話画を次々と生み出している。近年の主な個展に、「Fly Piglet, Fly!」(シュウゴアーツ、東京/2016年 2015年、2014年、2013年も)、「HIKARI」(大和日英基金 大和ジャパンハウス、ロンドン/2016年)。ミュージシャンなど異ジャンルの表現者とのコラボレーションも多く、「NF CULTURA LOUNGE 近藤亜樹 x Ichiro Yamaguchi」(リキッドルーム、東京/2016年)などがある。2017年秋に生活の拠点を四国に移した。

(c)Aki Kondo, courtesy of ShugoArts photo: Shigeo Muto

出品作家紹介・白井美穂

1962年京都生まれ東京育ち。1988年東京芸術大学美術研究科修士課程修了。1993年から2006年までニューヨークで活動。1990年代前半から大胆なインスタレーションで注目を集め、最近は暗示に満ちた世界を映像や絵画で表現する。近年の個展に、「COSMICOMICS」(TIME AND STYLE MIDOTOWN、東京/2017年)、「Book of Silence」(nap gallery、東京/2016年)、「Forever Afternoon」(ノーザーン・ギャラリー・フォー・コンテンポラリーアート、イギリス/2008年)。グループ展に「Leaving Language in A Japanese Limousine」フォークストン、イギリス/2017年)、「瀬戸内国際芸術祭」(岡山/2013年)、「アーティスト・ファイル2008」(国立新美術館、東京/2008年)など。ファーレ立川に広告看板を()したパブリック・アートがある(1994年)。東京在住。

画像 白井美穂 作品1
《Orbit》 2017年 アクリル、カンヴァス 194×162cm

画像 白井美穂 作品2

《Book of Silence》 2016年 木、麻、羊毛、チューブ、フォーム、石粉粘土、アクリル絵具 各 55.2 × 42.2 × 5 cm
《Still》 2016年 木、麻、ロープ、フォーム、布、アクリル絵具 182 × 200 × 200 cm
photo:Naoki Honjo

出品作家紹介・ 諏訪未知

1980年神奈川生まれ。2005年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。絵を成り立たせる要素を理知的に解読し、風通しのよい空間に再構成する。近年の個展に「interior」(gallery21yo-j、東京/2016年)、「ドローイング/interior」(A-things、東京/2015年 2013年、2009年、2011年も)。グループ展に「行為の触覚 反復の思考」(上野の森美術館、東京/2012年)、「Remisen Retrospective」(ガレリアフィナルテ、名古屋/2011年)。神奈川在住。

(c)Michi Suwa, courtesy of gallery21yo-j

出品作家紹介・ 津上みゆき

1973年東京生まれ大阪育ち。1995年京都造形芸術大学大学院芸術研究科修了。瑞々(みずみず)しい色彩で描き出す、大気と光をはらむ雄大な風景画が人気の画家。国内外で精力的に発表を続ける。主な展覧会に「時の景 つなぐとき」(ポーラミュージアムアネックス、東京/2016年)、「時の景 つもるとき」(ギャラリー・ハシモト、東京/2016年)、「津上みゆき展 View-まなざしの軌跡、生まれくる風景」(一宮市三岸(いちのみやしみぎし)節子記念美術館、愛知/2013年)、「アーティスト・ファイル2009」(国立新美術館、東京/2009年)。大原美術館、国立国際美術館をはじめ、パブリックコレクション多数。2006年より東京、神奈川を拠点に制作している。

courtesy of HASHIMOTO ART OFFICE photo: 長塚秀人

出品作家紹介・ 福士朋子

1967年青森生まれ。2000年ペンシルヴァニア・アカデミー・オブ・ザ・ファインアーツ大学院修士課程修了(アメリカにて文化庁芸術家在外研修)。2005年東京芸術大学で博士論文「境域(きょういき)をうつす絵画:《絵画-マンガ》往還による多視点・意識・身体の考察」によって博士(美術)の学位を取得。漫画のコマ割りや吹き出しの手法を巧みに用いた批評的な絵画を制作している。近年の活動に、成田空港オアシスプロジェクト(成田空港第1ターミナル/2014年)、「SICF12グランプリ」受賞(スパイラル、東京/2011年)など。2015年に府中市美術館で公開制作「見えたものと見えなかったもの」を行う。『元祖FAXマンガ・お絵描き少女★ラッキーちゃん』(blue art 2015年)出版。神奈川在住、女子美術大学教授。

photo: 加藤健(上写真)

展覧会チラシ

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