府中千年 心のかたち
最終更新日:2008年1月30日
<狛犬(一対)>大国魂神社蔵 重要文化財(展示期間2007年12月1日から28日、2008年1月17日から3月2日)
7世紀末から8世紀初頭に武蔵国府が置かれたことに市名の由来をもつ府中。本展では、千古の昔から栄えてきた、関東有数の長い歴史をもつこの土地の風土を活かして、地域で育まれてきた様々な「かたち」を紹介します。縄文土器、飛鳥時代の遺物、鎌倉時代の狛犬、そして江戸から現代の美術作品まで、多様なジャンルの品々を一堂に集めた展覧会です。
これらの「かたち」から、どのような「府中らしさ」が見えてくるでしょうか。そして、過去に生きた人々のどのような「心」を、私たちは引き継いでいるのでしょうか。
はるかな過去の人々の営為に思いを馳せるとともに、ふだん美術館に展示される機会の少ない資料と美術作品との出会いが織りなすにぎやかな饗宴の場を、この機会にぜひお楽しみ下さい。
展覧会の内容は、「月火水木金土日」の7セクションに分けられます。日常生活で意識に上ってくることはありませんが、本来この7つの要素は、太古の人々がこの世の根源として考えたものです。
現在の生活に密接に関わっていながら、古代の人々の宇宙観の名残を示すこの言葉そのものが、私たちの暮らしの中に隠れている「心のかたち」のひとつといっていいかもしれません。
会期
2007年12月1日(土曜日)から2008年3月2日(日曜日)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)
12月29日から1月3日
開館時間
午前10時から午後5時(入場は4時半まで)
観覧料
一般 300円(240円)
高校生・大学生 150円(120円)
小学生・中学生 70円(50円)
備考1:()は20名以上の団体料金
備考2:未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料
問合先
ハローダイヤル 電話:03-5777-8600
関連イベント
会期中随時開催イベント「あなたの好きな 府中 をおしえてください」
府中市内の写真を募集します。思い出の場所や、お気に入りの場所の写真をお送りください。撮影場所と日時などがわかれば裏面にご記入の上、当館「府中千年」係まで。
サービス判(89×127ミリメートル)で1人1枚まで、撮影年は不問。お送りいただいた写真は、館内に展示します。(返却はいたしません)
ワークショップ「アートをおくろう」
A.12月9日(日曜日)午前10時半から12時半、
B.12月9日(日曜日)午後2時から4時
C.12月16日(日曜日)午前10時半から12時半、
D.12月16日(日曜日)午後2時から4時
内容
展示作品を模写して、クリスマスプレゼントにします。
対象・定員
中学生以下の子どもとその保護者 各回5組
料金
展覧会観覧料プラス200円(材料費、郵送費)
応募方法
往復はがきに、住所、氏名、年齢、電話番号、返信用宛名、参加を希望する回(AからD)を書いて、府中市美術館学芸係「おくろう」担当まで
応募締切
11月26日(月曜日)当日消印有効、申込多数の場合は抽選
「絵本よみきかせ 木をめぐるお話」
2月26日(火曜日)から3月2日(日曜日)
平日は午前10時半から、午後3時半からの2回
土・日曜は午前10時半から、午後1時半から、午後3時半からの3回(各回約30分)
読み手:NPOアートプロジェクトTAMA、当館サポートスタッフほか
関連講演会
いずれも午後2時から 講座室にて、聴講無料
講演会1「府中らしさ?」
1月19日(土曜日)
講師:馬場 治子(府中市郷土の森博物館学芸員)
講演会2「都市の水の記憶」
1月27日(日曜日)
講師:陣内 秀信(法政大学教授・建築史)
コンサート
いずれも午後5時から5時半 エントランスホールにて、無料
コンサート1「武蔵国府太鼓」
2月9日(土曜日) 府中市立浅間中学校和太鼓部
コンサート2「府中囃子」
3月2日(日曜日) 府中囃子保存会
ギャラリートーク
12月15日、1月19日、2月16日 午後1時半から
お問合せ
このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。
大竹 敦人<水面/拾集(多摩川)>2006年 個人蔵
<鞘尻金具>飛鳥時代 府中市教育委員会蔵
瑛九<真昼>1958年
<土偶頭部破片>縄文時代 府中市教育委員会蔵
正宗 得三郎<欅並木(府中)>1955年