浅野竹二の木版世界
最終更新日:2017年4月25日
《猫と鳥》1977年 当館蔵
《南円堂雨》1938年 当館蔵
「生きるとは、楽しむことである。それには自由でなければならない。」と浅野竹二の版画の世界が我々に語りかけてきます。
京都生まれで今から約20年前に京都に没した浅野竹二(1900-1999)は、はじめ日本画家を志し、やがて木版画家に転向、明朗で光にあふれた独特の全国名所絵で知られるところとなりました。大阪、京都、東京など、温かみのある
そして自分で描き、彫り、摺る創作木版画を好むようになり、浅野の作品世界は大きく変化します。版木の中に誰も見たことのないような柔らかく、穏やかで、ぽかぽかとした春の日差しのような世界を作り出していきました。
《唄う女》1968年 当館蔵
昭和35年、アメリカの社会派の画家ベン・シャーンは、独特の
関西では高い評価を受けてきたユマニスト木版画家・浅野竹二の世界を関東圏で初めてまとめてご紹介いたします。ぜひご
《食卓の猫》1978年 当館蔵
《黄色いテーブル》1979年 個人蔵
展覧会概要
《老人と犬》1983年 当館蔵
会期
2017年5月20日(土曜日)から7月2日(日曜日)
休館日
月曜日
開館時間
午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般400円(320円) 高校・大学生200円(160円) 小・中学生70円(50円)
注記:( )内は20名以上の団体料金。
注記:未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料。
注記:府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
注記:常設展もご覧いただけます。
《9/21-2》1994年 グワッシュ・紙 個人蔵
主催
府中市美術館
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