パリニューヨーク20世紀絵画の流れ
最終更新日:2008年8月17日
パブロ・ピカソ《羊飼いと山羊(牧歌)》
ジョージア・オキーフ《青い朝顔、ニューメキシコII 》
パリ ― ニューヨーク 20世紀絵画の流れ
フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター所蔵品展
アメリカの名門大学の美術コレクション、日本初上陸
19世紀末から20世紀紀初めにかけてパリを中心にヨーロッパで芽生えた前衛美術は、大西洋をわたり、第二次大戦後のアメリカで大きく花開きました。本展ではその流れを、アメリカのヴァッサー大学付属フランシス・リーマン・ロブ・アート・センターのコレクションから選び出した、代表的な画家の作品を通してたどります。
ヴァッサー大学は、1861年に豊かな自然あふれるニューヨーク州郊外に創立されました。過去には、ジャクリーン・ケネディやメリル・ストリープなど、多くの著名人が学んでいます。明治新政府の最初の国費留学生が卒業している、日本とも関係の深い大学です。
卒業生で建物の寄贈者であるフランシス・リーマン・ロブの名が冠された美術館には、創立者ヴァッサーや卒業生たちからの寄贈によって築かれた17,000点もの作品が収蔵されています。ヴァッサー大学のコレクションには、大学という教育機関ならではの、美術史教育の視点が貫かれており、美術の歴史を学ぶ絶好の内容となっています。どうぞこの機会に、モダンアートをめぐる旅にお出かけください。
会期
2008年9月6日(土曜日)から11月3日(月曜日・祝日)
休館日
月曜日(9月15日、10月13日、11月3日は開館)、
9月16日(火曜日)、10月14日(火曜日)
開館時間
午前10時から午後5時まで
(展示室への最終入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般800(640)円
大学生・高校生400 (320)円
小・中学生 200(160)円
- ( )内は20名以上の団体料金
- 未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料
- 府中市在住・通学の小・中学生は、「学びのパスポート」を提示すると無料で観覧できます。
主催等
主催:府中市美術館・産経新聞社
後援:アメリカ大使館、サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、SANKEI EXPRESS
協力:日本航空、日本通運
協賛:大日本印刷
企画協力:株式会社エー・ピー・アイ
出品数と主な出品作家名
出品作家と点数:74作家86点
主な出品作家名:コロー、セザンヌ、ムア、ドニ、ムンク、ピカソ、ドローネー、レジェ、マティス、シャガール、エルンスト、ホッパー、オキーフ、ベン・シャーン、ポロック、ロスコ、デ・クーニング、マザーウェル、ジャコメッティ、バルテュス、ラウシェンバーグ、ジョーンズ、ウォーホル、リクテンスタイン、ノーランド、ケリー、ステラ
開館記念無料観覧日
10月5日(日)は、開館記念無料観覧日です。
企画展、常設展を、どなたでも無料でご覧になれます。
関連企画
講演会
・「<アメリカ>美術の台頭 1920年代から50年代まで」
日程:9月14日(日曜日)
講師:本江邦夫(府中市美術館館長)
・「<アメリカ>美術の勝利 抽象表現主義からポップ・アートまで」
日程:10月11日(土曜日)
講師:山村仁志(本展企画構成、現生涯学習推進担当副主幹)
いずれも午後2時から 講座室 無料・予約不要
ミュージアム・コンサート
10月25日(土曜日)・26日(日曜日) 午後2時から
エントランスホール 無料・予約不要
チェロとギターによるサティ、ガーシュインなど、パリとニューヨークで活躍した音楽家たちの作品をお楽しみください。
演奏:チェロ 竹花加奈子 ギター 蓮見昭夫
協力:府中の森芸術劇場
ギャラリー・トーク
9月6日(土曜日)・10月4日(土曜日)・19日(日曜日) 午後2時から
企画展観覧料が必要です。
2008 - Succession Pablo Picasso & SPDA (JAPAN)
Georgia O'Keeffe Foundation /ARS, NY /SPDA, Tokyo, 2008
2008 Kate Rothko Prizel & Christopher Rothko /ARS, NY /SPDA, Tokyo
お問合せ
このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。
マーク・ロスコ《ナンバー1(ナンバー18, 1948)》
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《川岸の舟に乗る漁師》
チャールズ・ハーバート・ムア《ニューヨークの朝》
アート・センターの外観
