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長谷川利行展 七色の東京

最終更新日:2018年6月21日

作品画像 青布の裸婦
《青布の裸婦》1937年 個人蔵

 関東大震災から太平洋戦争の直前まで、昭和初期の東京を歩き回り、怒濤のように描きまくった画家がいました。近代化が進む荒川・隅田川沿い、千住のガスタンクやお化け煙突。隅田公園にできたばかりの屋外プール。あるいは浅草の神谷バー、カフェ、地下鉄の駅の賑わい。その街に暮らす、カフェの女給(じょきゅう)や浅草の芸人、質屋の子守といった無名の人々。復興進む大東京の光と影を、七色に輝く絵の具で描きとめました。

 長谷川利行(はせかわとしゆき、1891-1940)、通称リコウ。京都に生まれ、20代は短歌の道を志し、30歳を過ぎてから上京。ほとんど独学と思われる油絵が二科展(にかてん)や1930年協会展で認められます。しかし生活の面では、生来(せいらい)の放浪癖からか、浅草や山谷、新宿の簡易宿泊所を転々とするようになり、最後は三河島の路上で倒れ、板橋の東京市養育院で誰の看取りも無く49年の生涯を閉じます。


 利行の絵はその壮絶な生き様からは想像できないほど、明るい輝きに満ちて、時に幸福感さえ感じさせます。奔放に走る線、踊るような絵の具のかたまりが、行く先々の現場で描いた利行の目と手の動きをそのまま伝えます。本展では、近年の再発見作《カフェ・パウリスタ》《水泳場》、約40年ぶりの公開となる《夏の遊園地》、そして新発見の大作《白い背景の人物》など、代表作を含む約140点で利行の芸術の全貌を紹介します。

展覧会概要

会期

2018年5月19日(土曜日)から7月8日(日曜日)まで

一部作品の展示替えを行います。
前期:5月19日(土曜日)から6月10日(日曜日)
後期:6月12日(火曜日)から7月8日(日曜日)

休館日

月曜日

開館時間

午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)

観覧料

一般900円(720円)、高校生・大学生450円(360円)、
小学生・中学生200円(160円)
注記:( )内は20名以上の団体料金。
注記:未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料。
注記: 府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料 。
注記:常設展もご覧いただけます。

主催

府中市美術館

後援

朝日新聞社

協力

長谷川利行の会

企画協力

一般社団法人INDEPENDENT

作品画像 白い背景の人物
《白い背景の人物》1937年 個人蔵

20分スライドレクチャー

5月20日(日曜日)、6月2日(土曜日)、10日(日曜日)、16日(土曜日)、24日(日曜日)、30日(土曜日)
午後2時 当館講座室 無料

展覧会講座

「利行が歩いた東京」小林真結(当館学芸員)6月17日(日曜日)
「美術と生活」原田光(本展監修者、美術史家)7月7日(土曜日)
いずれも午後2時 当館講座室 無料

 混雑状況のご案内

下記の日程に、小学校の団体鑑賞が予定されています。
混雑が予想されますが、なにとぞご理解、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
時間帯 午前 10時から12時頃
    午後 1時から3時頃
日程 
522日(火曜日) 午前
524日(木曜日) 午前
5月29日(火曜日) 午前
65日(火曜日) 午前・午後
66日(水曜日) 午前
67日(木曜日) 午前・午後
68日(金曜日) 午前・午後
612日(火曜日) 午前・午後
615日(金曜日) 午前・午後
619日(火曜日) 午後
622日(金曜日) 午前・午後
626日(火曜日) 午前・午後
628日(木曜日) 午前・午後
629日(金曜日) 午前・昼・午後
73日(火曜日) 午前・午後   

 展覧会チラシ

  出品リスト

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お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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