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府中市美術館 Fuchu Art Museum
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イメージの叫び パワー・オブ・創作木版画

更新日:2012年5月3日

自分で描き、自分で彫り、自分で()る創作木版画(もくはんが)。その魅力を5つの「力・パワー」としてご紹介し、皆様を楽しい版画の世界にご案内いたします。
和紙に()られた創作木版画(もくはんが)のよさは、ふわりとした独特の()りあがりの風合(ふうあ)いにあります。本展覧会では、作品をガラスに入れずに展示し、直接ご鑑賞いただけます。作品保護のため、展示室ではお配りするマスクを是非着用の上、ゆっくりとご鑑賞をお楽しみください。

画像 山口進「花を抱ける少女」
山口進「花を抱ける少女」

展示構成

【第1章】木版画(もくはんが)表現の「強さ、深さ、豊かさ」

 木版画(もくはんが)の表現力の特徴は、何と言ってもその「強さ」である。版画は「白と黒」の二色で無限の色彩にあふれている現実世界を切り分け、単純な形とによって描ききってしまう。その極端な誇張が「強さ」であり「深さ」を生む。また、単色から多色摺(たしょくすり)となったときには、さらにイメージは強調され不思議な「豊かさ」が出現する。この代表選手として、

  • 山口進(1897年生まれ、1983年没)
  • 前田政雄(1904年生まれ、1974年没)
  • 田川憲(たがわけん)(1906年生まれ、1967年没)

を紹介する。


【第2章】版画の中の静けさ

創作木版画の興味深い表現力の一つはその「音楽性」ではないだろうか。これは「静けさ」や「おだやかさ」、「のどかさ」も含んだ聴覚的なイメージである。色彩が大胆に重なる多色摺木版(たしょくすりもくはん)であっても、おさえた色彩は静かに響きあい、そこに無音、または無風の空間がつくられ、永遠性が閉じ込められている。
この章では、

  • 平塚運一(1895年生まれ、1997年没)
  • 橋本興家(はしもとおきいえ)(1899年生まれ、1993年没)
  • 下澤木鉢郎(しもざわきはちろう)(1901年生まれ、1986年没)
  • 笹島喜平(1906年生まれ、1993年没)

などをまとめて展示。


【第3章】ゆかいな「版」の世界

 この展覧会で最もご紹介したい木版画(もくはんが)のパワーは、「ゆかいさ」である。色彩も形もどうしてもシンプルになってしまう創作木版画(もくはんが)の醍醐味は、デフォルメ・パワーである。ここに紹介する版画家たちは、全力を尽くして「笑い」をとりにきている。見る側も「つっこみ」を入れつつ存分にお笑いいただきたい。小特集は

  • 前川千帆(まえかわせんぱん)(1888年生まれ、1960年没)
  • 川西英(1894年生まれ、1965年没)
  • 川上澄生(1895年生まれ、1972年没)
  • 畦地梅太郎(あぜちうめたろう)(1902年生まれ、1999年没)

など。特にベン・シャーンに激賞されたといわれる浅野竹二(1900年生まれ、1999年没)
のユーモアは必見。


【第4章】「()」のぬくもりとやさしさ

 彫刻刀を通して手のぬくもりとやさしさが()に宿され、和紙がバレンでごしごしとこすりつけられる。「やさしく」、「やわらかく」、「かわいらしく」イメージを作品として紡ぎだしていく。猫と言えば稲垣(いながき)といわれるほどの猫の妙手、稲垣(いながき)知雄(ともお)(1902年生まれ、1980年没)
の作品も多数展示。


【第5章】繊細な感覚と幻想

 物事の理解の方法には、目の前に見えているものを写実的に理解する方法と、五感を研ぎ澄まし、想像によって、眼には見えない何かを理解する方法がある。このイマジネーションを存分に発揮できるのが創作木版画(もくはんが)の世界なのかもしれない。匂いや味、肌触りといった感覚をとおして、幻想的世界とも自在に行き来する。ここでは、

  • 山高登(やまたかのぼる)(1926年生まれ)
  • 関野準一郎(せきのじゅんいちろう)(1914年生まれ、1988年没)

を紹介し、創作木版画(もくはんが)のイメージの叫びをお届けしたい。

開催概要

タイトル:イメージの叫び パワー・オブ・創作木版画(もくはんが)
英文タイトル:Images Shout:The Power of Creative Woodcut Prints
会期:平成24年5月19日(土曜日)から7月1日(日曜日)
開館時間:午前10時から午後5時(入場は4時30分まで)
休館日:月曜日
料金:一般400円、大学・高校生200円、中学・小学生70円
20名以上の団体料金は、一般320円、大学・高校生160円、中学・小学生50円
未就学児および身体障害者手帳をお持ちの方は無料です。府中市在住・在学の小・中学生は「学びのパスポート」を提示すると無料です。

主催:府中市美術館 本展の他会場への巡回はありません

関連イベント
 懇話会:「創作木版画(もくはんが)を愛して」吉留直輝(よしとめなおき)(版画愛好家)6月9日(土曜日)
 第一部「創作木版画(もくはんが)のおもしろさ」午後1時から
 第二部「創作木版画(もくはんが)とわが人生」午後2時から
 美術館講座室/無料/予約不要

 講座「創作木版画(もくはんが)のパワー」志賀秀孝(しがひでたか)(当館学芸員) 6月23日(土曜日)午後2時から
 美術館講座室/無料/予約不要

 コンサート「府中の夏 北欧の風音楽祭」ステーンハンマル友の会
 6月8日(金曜日)午後4時15分から 美術館エントランス/無料/予約不要
 1曲5分程度の親しみやすいクラシックの名曲を演奏

落語 展覧会にあわせて「彫る」をテーマに選んだお噺です
 出演者:遊興亭 福し満(ゆうきょうてい ふくしま) 6月10日(日曜日)
 第一回 午後1時から 約45分間 演目 横谷宗(よこやそう)みん「宗みんの滝」(人情噺(にんじょうばなし)
 第二回 午後3時から 約45分間 演目 左甚五郎「ねずみ」(人情噺(にんじょうばなし)

交通:
 京王線東府中駅北口から
 ・徒歩17 分
 ・ちゅうバス府中駅行き「府中市美術館」下車すぐ
 京王線府中駅からバス
 ・ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」下車すぐ
 ・ JR 武蔵小金井駅行き(一本木経由)「天神町二丁目」下車すぐ
 JR 中央線武蔵小金井駅からバス
 ・京王線府中駅行き(一本木経由)「一本木」下車すぐ
 ・京王線府中駅行き(学園通り経由)「天神町幼稚園前」下車徒歩5分

問い合わせ:ハローダイヤル:03(5777)8600

お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

画像 前田政雄「金鶏山(妙義)」
前田政雄「金鶏山(妙義)」

画像 勝平得之「夜の秋田大橋」
勝平得之「夜の秋田大橋」

画像 浅野竹二「疎水風景」
浅野竹二「疎水風景」

画像 稲垣知雄「猫のお化粧」
稲垣知雄「猫のお化粧」

画像 関野準一郎「宇治平等院」
関野準一郎「宇治平等院」

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以下フッターです

ぱれたん

府中市美術館

〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) 電話:042-336-3371(代表)
e-mail:bijyutu01@city.fuchu.tokyo.jp
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